4月の新年度は、高校生や大学生だけではなく、社会人にとっても大事な月。新入社員や中途採用、はたまた部署の移動で初めて会うひとが増える時期です。すると当然、そこには新しい出会いが。第一印象をよくするためにも、ここはダイエットを成功させておきたいところ。そこで今回は、ダイエットで気をつけたいポイントを紹介します。

 

 

 

 

 

 

1:食事制限が苦手なひとは「油」に気をつける

ダイエットの基本は、食べる以上のエネルギーを使うこと。もし、食べても運動をしなければ、脂肪となってからだに蓄積し、太ってしまうわけです。とはいえ、そう簡単に、食べる量を減らしたり、反対に運動する量を増やしたりなんて、できませんよね? そこで、せめて「油」には気をつけましょう。

 

アボカド・生ナッツ・オリーブオイルという3つのオイルには、ダイエットしながらも女性らしいフォルムを失わない脂質が含まれているのだとか。

代謝を上げる効果もある脂質

また、これらの脂質には「代謝を上げる効果」があることから、冬場に身体が冷えてしまうひとは、これらのオイルを食事に取り入れるだけで、体を温める効果があるのでオススメだそう。

 

とくに、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるオレイン酸は、腸を刺激し老廃物排出を促し、体内の余分な脂質を溶かしてくれる働きも。女性ホルモンも増強してくれるので、ダイエットと女性性アップの両方を叶えてくれる、理想的な食材だそうです。

2:スイーツを我慢する必要なし

一日三食の食事がお菓子という人は、珍しいかもしれませんが、スイーツ好きの女子は多いですよね。そして、ダイエットの大敵といえば、このスイーツ。

 

ですが、ルイジアナ州立大学農業センターのCarol O´Neil氏の研究(「Out-of-hand nut consumption is associated with improved nutrient intake and health risk markers in US children and adults: National Health and Nutrition Examination Survey 1999-2004」Nutrition Research)によれば、チャコレートやキャンディなどのスイーツをよく食べる人ほど、ウエストが細く、体重も軽く、肥満の基準となるBMIの数値も低かったといいます。

 

Carol O´Neil氏が、1999年から2004年にわたる1万5,000人以上の成人女性のデータを調べたところ、チョコレートやキャンディをよく食べる人は、食べない人と比べて、高血圧になるリスクが14%低く、メタボリックシンドロームになるリスクは15%も低かったんです。

適切な量のスイーツの摂取は体型維持に影響なし

つまり、スイーツを食べても、それが食べ過ぎでなく、適切に消費されれば体型に影響はないということ。調査では、平均37グラムほどの糖分が摂取されていました。一方で、同程度のスイーツを摂取する以上に、ファストフードを含むジャンクフードの摂取の方が危険とのこと。カロリーも高く、栄養価も偏っているため注意が必要だと指摘しています。

 

3食の食事をスイーツにしたら痩せるというわけではないで、誤解は禁物。我慢しすぎて、ストレスをためるくらいなら、食べても大丈夫ということのようです。

 

新年度までは、まだまだ時間があります。ステキな出会いに向けて今からダイエットを、がんばりましょうね。