先日〔3月6日(水)〕、日本教育書道振興会主催『第39回 書き初め大会』の賞状と賞品が届きました。今回展11回目の出品になります。
日本教育書道振興会主催の書道展は、今回の「書き初め大会」(八つ切り、半紙)と8月下旬頃締切の「日本書の広場の会書作展」(半切、八つ切り、半紙)の2展があります。最近、後者はご無沙汰状態です。
以下、本書き初め大会の詳細になります。
褒賞は、以下になります。
◎大 賞(約1%)
◎準大賞(約1%)
【入賞】
○秀作賞(約3%)
※賞状、賞品(十二支固形墨:今回は「龍」)
○特選(約20%)
※賞状、賞品(十二支固形墨、今回は「龍」)
※以上、作品展示?
●天賞(約45%)
●地賞(約30%)
※賞状、賞品〔主催団体名入りボールペン→とても書きやすいボールペンなので、家族で大変重宝しています(^^)〕
私は過去に、秀作賞7回、特選3回を受賞しました。まだ、特別賞は、一度も受賞していません。
○第31回大会 …「秀作賞」(八つ切り)… 創作・陸游 作「幽事」(快日明窓閒試墨 寒泉古鼎自然茶)
○第34回大会 …「秀作賞」(半紙)… 臨・顔真卿「祭姪文稿」(何圖逆賊閒亹)
そして、今回大会に出品した半紙作品です。昨年末から、時間を見つけては、まあまあ書いている題材です。
○臨・橘逸勢「伊都内親王願文」
それでは、今回大会の結果です。
今回大会では、上位賞「特選」(約5~25%)を受賞しました。特別賞、秀作賞には届きませんでしたが、以下の賞状と賞品をいただきましたので、とても嬉しく思います。
毎年、固形墨を玄関に飾っています。
味のある素敵な賞状で、賞品の『十二支固形墨』は、初出品の「馬」から今回大会の「龍」までの十一支が揃い、あと来年の干支の「蛇」で、十二支すべてが揃います。
次回大会では、特別賞をいただければ励みになりますが、「巳年」の「蛇」 の固形墨もいただければ、とても嬉しく思います。
そして、本大会では、毎回、受賞作品の講評をいただいていて、今回大会では、以下になります。
「技術は抜群ですが、どうすれば自分の気持ち(感動)を人に伝えることが出来るのかが課題です。」
まさに、いつも自身が感じていることで、これからの目標にしていきたいです。
今回大会には、半紙の臨書作品を出品しましたが、線質や文字の大きさが単調で変化が少なく、余白もあまり生きていませんね。
私は特に創作作品では、まだまだ自分のオリジナリティを上手く出せていませんので、これからの課題です。
そのために、「倣書」の勉強もしていきたいと思います。
また、昨年の「第59回 日本武道館 全日本書初め大展覧会」では、初めて倣書作品の出品をしましたが、思いがけず、特別賞『審査委員長奨励賞』を受賞しました。
受賞作品は、褚遂良「枯樹賦」の倣書作品です。
この回では、まず上位入賞はしないと思って出品しましたので驚きました。
しかし、この時以来、まだ一度も倣書の練習をしていませんので、また、時間を見つけて勉強してみたいと思います。
それでは、この度も、大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、日本教育書道振興会の皆さまに、心より感謝申し上げます。次回大会へも、勉強のため出品させていただきたいと思います。
<追伸>
只今開催中の書道展です。お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りください。