昨日〔10月26日(木)〕、『第73回 全国書道コンクール』の結果速報が届きました。今回展で11回目の出品になります。
本大会の上位受賞作品は、『東京・六本木『国立新美術館』で開催される展覧会に展示され、東京・一ツ橋『如水会館』(東京會館運営)で授賞式が行われます。いずれも大変豪華な会場です。
以前は何度か訪れたことがありましてが、コロナ禍になってからは、一度も行っていませんので、また行ってみたいと思います。
本大会は半紙作品のみの出品で、どなたも気軽に参加できます。一般の部の上位賞受賞作品は、ほとんどが臨書作品です。
全日本書芸文化院は、古典を基本に据え、特に作品の線質を重視していますので、とても勉強になっています。
詳細は以下になります。
そして、褒賞は以下をご覧ください。
【毛筆・硬筆の部】
<上位賞(特別賞相当)>
◎文部科学大臣賞(学生部・一般部を合わせた「最優秀大賞」の中から1点)
◎東京都知事賞( 同上 )
◎最優秀大賞
※賞状、副賞(特大トロフィー)、授賞式出席対象(東京・如水会館)、国立新美術館表装作品展示、全書芸誌・インターネットに作品写真・氏名等掲載(約0.2%)
◎優秀大賞
◎優秀賞第一席
◎優秀賞第二席
◎優秀賞第三席
※賞状、副賞(特製カップ)、以下「最優秀大賞」と同様(約0.4%)
◎優秀賞
※賞状、副賞(特製カップ)、国立新美術館表装展示、全書芸誌に作品写真・氏名等掲載(約0.4%)
<入賞>
⦿特選
※賞状、賞品(大筆)、全書芸誌に氏名等掲載(上位一部が作品写真掲載)(約6%)
○金賞
※賞状、賞品(小筆)
○銀賞
○銅賞
※賞状
【一字書の部】
<入賞>
◎一字大賞
※賞状、副賞(半紙1,000枚)、授賞式出席対象(東京・如水会館)、国立新美術館表装作品展示、全書芸誌・インターネットに作品写真・氏名等掲載(約0.7%)
○一字秀作賞
※賞状、賞品、全書芸誌に作品写真・氏名等掲載(約2%)
●一字賞
※賞状、賞品、全書芸誌に氏名等掲載(約8%)
・参加賞
そして、本コンクールでの私の自己最高賞は、「毛筆の部」では、「 第69回展 」での『優秀大賞』〔空海「灌頂記」〕(左)、そして、「一字書の部」では、「 第71回展 」の『一字大賞』(右)です。
今回展は、「毛筆の部」のみに出品しました。
以下、出品作品3点です。
左作品から、空海「風信帖」、同「灌頂記」、「五鳳二年刻石」です。真ん中の「灌頂記」は、上記第69回展で、「優秀大賞」を受賞した臨書題材です。
それでは、今回展の結果です。
今回展では、「特選」(上位約1~7%)を受賞しました。残念ながら、『優秀賞』以上の最上位賞には届きませんでしたが、上位賞を受賞しましたので、嬉しく思います。
そして、本展の展覧会と授賞式は、以下になります。本院主催「全書芸展」の併設開催になります。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。入場無料です。
<展覧会>
○会場:国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
○日時:令和5年12月14日(木)~25日(月)午前10時~午後6時(最終入場は午後5時半)
※12月19日(火)は休館日、最終日は午後2時閉展(最終入場は午後1時半)
<授賞式>
○会場:如水会館
東京都千代田区一ツ橋2-1-1
○日時:令和5年12月17日(日)午後1時~(3時頃)
そして、今回展の優秀作品は以下になります。
それでは、この度も大変お世話になりました全日本書芸文化院の皆さまに、心から感謝申し上げます。また、次回作展へも勉強のため、出品させていただきたいと思います。
<追伸①>
また、今回の出品作品郵送封筒です。少々曲がりました。
<追伸②>
最近書いた 米芾「張季明帖」(左)と 劉兎錫「烏衣巷」(右)です。それぞれ1枚ずつ書きました。右の楷書は、特に集中するので疲れますね。