いよいよ7月になりましたね。1年の半分が過ぎました。本当に早いものです。
 
 
先日、「心與月倶静」を行書で書きました。この題材は、気持ちを落ち着かせる時によく書いていて、大変お世話になっている題材です。
 
今まで草書体ばかりで書いていましたが、今回は自分として、一番苦手意識の大きい行書体で書きました。「静」の文字を工夫してみました。
 
 
先日、大書家の先生がお書きになった著書に、
 
「行書が書けることで、他の書体への応用ができる。」
 
とありました。今まで、何かと敬遠していた行書体ですが、また蘭亭序などを臨書してみたいと思います。
 
 
以下、以前ほんの数回だけ、蘭亭序を臨書した時の作品です。これ以降、今までの3年間は全く臨書していませんが…。
 
 
これは、第46回 高良山書道展に出品した時の作品です。
 
 
そして、先日初めて書いた楷書体、今回の行書体、そして草書体を並べてみましたが、いががでしょうか?
 
 
 
ついでに1枚だけ「松静鶴留聲」も書いてみましたが、やはり行書には苦戦します。字形、筆勢、余白、全体構成等々、どれも難しくイマイチです。やはり練習あるのみですね。
 
 
 
さらに、久しぶりにやっと、臨書の練習もしました。空海「灌頂記」顔真卿「祭姪文稿」です。以前、よく書いて勉強していた法帖です。ともに、本当にオーソドックスに書きました。
 
 
それぞれ1枚ずつ書きました。臨書をだいぶさぼっていましたので、やはり書きにくかったです。また時間を見つけて、さぼらず定期的に練習したいと思います。
 
 
最後に書道展情報です。今年の以下の書道展は、中止(来年に延期)になりました。
 
 
 
これから、少しずつですが、開催される書道展が増えてきていますので、書道を継続させるための目標として取り組みたいと思います。
 
また、情報がありましたら掲載します。