「第20回 全日本書展」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
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先日〔3月4日(月)〕、日本書芸術振興団「第20回 全日本書展」の審査結果が届きました。今回展で6回目の出品になります。

 

本書展は、運営委員審査会員無監査等の方々(書家の方を含む)が出品されていて、作品のレベルも非常に高い書展です。

 

第一部「漢字」第二部「仮名」第三部「調和体(漢字・仮名混じり書第四部「近代書(前衛等)4部門に分かれています。

 

私は、今現在、「六審推薦賞」をいただいていて、第1部「審査会員」第3部「会員」として出品させていただいています。

 

 

次に、本書展の褒賞です。

 

<入賞>【※受賞者数は、前回「第19回展」のものです。】

◎運営委員推薦賞(賞状、副賞)【2名】…次年度より「運営委員資格」
◎特別賞(賞状、副賞) 【3名】 …次年度より「委嘱委員資格(2回受賞)」
◎全日本書展大賞(賞状と奨学金10万円相当の教育受講制度)【1名】…次年度より「一審資格」
◎全日本書展準大賞(賞状と奨学金5万円相当教育受講制度)【2名】…次年度より「無鑑査資格」
 ※計8名
 

◎一審推薦賞(賞状)【なし】

◎二審推薦賞(賞状)【1名】

◎三審推薦賞(賞状)【2名】

◎四審推薦賞(賞状)【3名】

◎五審推薦賞(賞状)【2名】

◎六審推薦賞(賞状)【1名】

※次年度より「審査会員」及び「全日本学書展審査員(当番制)」(以下同様)

 

◎七審推薦賞(賞状)【5名】

※次年度より「審査会員」

※計14名

 

⦿朝日新聞社賞(賞状と奨学金1万円相当教育受講制度)【2名】

⦿朝日放送賞(賞状と奨学金1万円相当教育受講制度)【2名】

※いずれも2回受賞で「会員資格」、さらに、2回受賞で「無鑑査資格」

※計2名

 

○特選(賞状)【10名】・・・次年度より「準会員資格1回受賞)、「会員資格」(2回受賞)

○秀作(賞状)【17名】・・・次年度より「準会員資格」

○佳作(賞状)【22名】・・・次年度より「会友資格」

※奨励賞【4名】(賞状と奨学金1万円相当の教育受講制度)・・・他賞受賞者で今後が有望な方(特選3名、佳作1名)

※計49名

 

○入選(賞状)・・・【15名】・・・「会友資格」以上で入選の場合は、次年度よりそのままの資格

 

※入賞者数計73名


・ 落選(多数)

 

 

本書展には、「第15回展」から出品させていただいていて、各回の結果と作品は、以下の通りです。

 

第15回展…第一部 「佳作」

 

全日本書展

 

 

第16回展…第一部 「秀作」

 

 

 

第17回展…第一部 「七審推薦賞」(審査会員)

 


 

 

第18回展…第一部 「六審推薦賞」(審査会員、全日本学書展当番審査員)

 


 

 

◎第19回展…第一部・第三部 「入選」(審査会員、全日本学書展当番審査員)

 

<第一部>

 

 

<第三部>

 

 

 

次に、今回展に出品させていただいたのは、第一部「創作草書半切作品」(左)第三部に「調和体半紙作品」(右)各1点計2点です。

 

 

そして、本書展の出品要項は以下です。

 

 

 

それでは、今回展の結果です。

 

 

下記、賞が決まりましたので、ご通知致します。

・第三部 特選

・第一部 入選

おめでとうございます。

 

 

今回展では、第一部「入選」第三部「特選」を受賞させていただきました。第一部は、「審査会員」資格での受賞、第三部「会員」資格での受賞になります。

 

本書展は、大変レベルが高く、また狭き門の書展ですので、とても嬉しく思います。さらに、精進し自己の腕を上げて、次回も良き勉強の場として出品させていただきたいと思います。

 

それでは、この度も大変お世話になりました日本書芸術振興団の先生方、関係者の方々に心から感謝申し上げます。

 

<追伸①>

今回展の出品作品郵送封筒です。今回もまあまあ書けたと思います(^^)

 

 

<追伸②>

先日、半切1/2の紙に「無心」を書きましたが、また、無心の入っている題材を同じ紙に書いてみました。

 

李白「江上吟」の一節です。

 

「海客無心随白鷗」…海客(かいかく)心無く白鷗(はくおう)に随う

~海辺に遊ぶ旅人が無心でいれば、大空を舞う白い鴎も人を疑わず近づいてきて一緒に遊ぶだろう~

 

題材の意味の如く、遊び心を込めて、ゆったりのんびりした気持で1枚だけ書いてみました。作品というか、見て楽しい感じで書いてみました。