ふと思ったこと | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

テレビで卓球を観た。
三十年以上、世界の頂点に君臨する中国。

私は卓球のことに詳しくはない。
中学生の頃、同級生達と遊んでいたぐらいの知識と経験しかない。
なので、トンチンカンな話や間違ったことがあるかもしれませんが、そんな時には宜しくお願いします。
団体戦の模様をテレビで観たのですが、決勝戦は日本対中国。
中国は出場選手が世界ランク1位〜3位を揃えている
先に3勝した方が勝ちなのだがその中国と日本は決勝で対決した。
決勝戦のメンバー3人の中には中学生の張本選手が居る。
日本は中国に果敢に打つかって行った。
勝てるぞという思いが観ている者の心に湧きあがる。
決勝戦の最後を任されたのは中学生の張本選手、彼女の緊張する心がどれほどのものだったろうか、巨大な怪物に挑む少女といったところか、しかし彼女はその巨大な怪物から最初のゲームに勝利をもぎ取った。
日本中が勝利を予感したに違いない。
私などは不覚にも涙が止まらなくなってしまった。

しかし巨大な怪物、中国は
その本領を発揮して張本は
敗れた。

中学生の張本をはじめとする3人は日本に勇気を与へ希望を持たせてくれた。
それだけではない、予期せぬ震災に遭って絶望感に打ちひしがれている人達に必ず再起するぞ!の思いを与へたことだろう。
希望や挑戦、様々なやる気を与えた3人の選手達、その中でも中学生の張本選手が果たした役割は大きい。

ふと思ったことがある。

彼等はどうだろうか。
国の代表として、経験したことのない緊張感の中で戦った中学生の張本選手の思いを理解するだけではなく
日本の為に命懸けで自身の
使命を果たそうと思うのだろうか。
自身の蓄財や税金逃れに夢中になっている彼等に国民の為にという思いはあるのだろうか。
自分のやるべきことが何なのか、彼等が政治家を志した時の思いを思い出すことがあるのだろうか?

言うだけ無駄なことか。