ビルの谷間の鯉のぼり。
らしくない場所で出会ったことに小さく感動。
写真を撮ったのは五月一日。
今日はもう、五日。
早い速い。
時の流れは速い。
市ヶ谷の高台にあった中学校から家に帰ってみたら、還暦過ぎたジジイになっていた。かの様な人生だった。
周囲を見渡すと、しっかり、きちんと歳を重ねている人を見る。
髪型も、服装も、年格好に見合う人達。
羨ましい人達。
貫禄。
余裕。
深み。
年齢を感じられる佇まいの人達。
羨ましい人達。
髪型も、服装も、二十歳の頃からあまり変化していない。
歳をとれない。
歳のとり方が判らない。
私は、大人になれない症候群かもしれない。
肉体は、どんどん老いているのに、心は少年時代を彷徨っている。
私は、皺くちゃになった少年として死を迎えるのだろうか。
私のような人達はいないのだろうか。
