もうあの日から四年が経ったことが、信じられません。
テレビも、ラジオも、朝から特番を組んでいた。
あの日を風化させないように。
あの日からの被災地の今を。
あの日から明日への思いを。
どれを観ても、聴いても、涙を誘う。
朝から、泣いてばかりの一日でした。
四年前のあの時間、私は熊谷の駅前の喫茶店で、人と待ち合わせをしていました。
待ち合わせの相手は、私が経営していた店で19歳から働き、20歳を過ぎた頃にグラビアデビューを果たした女性でした。
今彼女は32歳。
すっかり大人になりました。
その彼女が、28歳の3月11日。
約束の時間は午後3時。
あと少しで、時間だと思った時でした。
喫茶店の照明が揺れはじめ、それは次第に激しさを増し、テーブルも床もそれに連れて揺れだしました。
それまでの人生で震度4の揺れしか知らない私にとって、その時の揺れは、地震という認識すら出来ない理解を超えた振動でした。
そして、それ以後の日本列島を覆い尽くす閉塞感。
日本中が、暗闇の夜に沈んでしまいました。
この時が、私と江波りゅうの出陣の時でした。
あの日、彼女は一大決心をし、歩き始めました。
あれから、四年の時が過ぎて、彼女も私もあの日の決意のままに、歩き続けています。
あの大震災に敗けず、復興の道を前進している被災地の方々に敗けないように。
~『復興』は『福光』へ向かって~。