秋なんだ | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

肌寒い風が目抜き通りを吹き抜けて行く。

雨模様の、と云うには強過ぎる雨足の合間合間に顔を出す青空も太陽も、夏のそれとは明らかに違っている。

皮膚と太陽の間の空気が冷たい。
やっぱり秋なんだもう。
そして、あっという間に冬は来る。
その後に、必ずやってくる春に、私はどんな幸せを満喫しているのだろう。
来る冬が、どれほど厳しく辛いものだったとしても、その後には、必ず春はやって来る。
誰のところにも、必ず春は来る。
誰の人生にも幸せと云う名の春は来る。
『いまだきかず見ず、冬の秋へかえれることを』
大聖哲の言葉が胸に拡がる。