揚げ足取りをするつもりは無いけれど… | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

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みんな頑張っているよ。

みんな必死に為って家族を亡くした悲しみと、戦ってるよ。


廃墟の故郷で、涙を拭き払いながら。

一面の瓦礫の中に佇んで、溜息をつきながら。

くじけそうに成る、心と、

突如として溢れ出す絶望感と、


みんな必死に頑張って、戦ってるよ。


真新しい作業着にはホコリひとつも着いてない総理大臣は、ジェットでやって来て、被災者達を激励している。


力強く握手を交わして、

『頑張れ!』

総理大臣は、激励している。


家をなくし、生活の為の、大事な大事な船も奪われた漁師に、

総理大臣は、『頑張れ!』って、激励している。

揚げ足取りのつもりは無いけれど、貴方は言葉を間違えている。

総理大臣は、間違えているよ。
言葉って、大切。

総理大臣の言葉って、大切。

貴方が、被災地の人達に贈る言葉は、そうじゃない。


そうじゃない。


総理大臣が、今一番云わなくてはならないのは、謝ること。


そして誓うこと。


『皆さんの為に、命懸けで頑張ります!必ず、皆さんの未来を拓きます。もう少し待って下さい。もう少し、辛抱して下さい。お願いします!』

総理大臣、貴方も頑張れ。

総理大臣、貴方が頑張れ。

総理大臣、本気になって頑張れ。

総理大臣、命を捨てる覚悟をして、頑張れ。


被災地では、逃げ遅れてしまった人も、必死に頑張ったんだよ。

懸命に頑張りながら、死んで行ったんだ。

最期まで、みんなを助けるために頑張って、自分は力尽きてしまった人も、沢山いたんだよ。
頑張って、頑張って、頑張って、頑張って、頑張って、

くたくたに為って、生き残れた人達なんだよ。

総理大臣貴方が、頑張るんだよ。

貴方が、頑張るんだよ。

頑張れよ!

頑張れよ!




頑張れないなら…辞めなよ。


頑張れないなら…逃げればいいよ。


揚げ足取りのつもりは無いけれど、貴方の、言葉は間違いだらけ。

みんな、みんな頑張ったんだ。

そして、今も、頑張ってるよ。


そして、これからも、


頑張って行くよ。