この国が変わる時 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

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過去に例を観ない東北を中心に列島の半分近くに壊滅的な被害を与えた大震災から、早いもので、そろそろ二週間。

大震災の被害は、震源近くの東北から、目に見えない恐怖となって拡がっている。

この国が、復興を遂げ、被災地に安穏が訪れるのは、まだまだ先の事だろう。

まだ、安否の判らない人々が数多くおられ、瓦礫の片付いてもいない、こんな時期に、不謹慎とお叱りを被るのを覚悟で申し上げるのだが、私は、この大震災から復興を目差し前進を開始したこの国は、素晴らしい国へ変わると確信する。

また、そうでなくてはならない。

多くの尊い命を奪い、長大な時間を掛けて作り上げた街と人間社会を一瞬のうちに瓦礫の荒野に変えてしまった津波。

夢の途中で瓦礫の荒野に散った多くの命。
そして残った命。

今、その残った人々が廃墟の中で、心をつなぎ合い歩き始めている。

彼等は、日本人が忘れていた何かを、たしかに思い出している。

彼等は、私達が置き去りにしてきた日本人の心をたしかに取り戻している。

その意識が、やがて自身の故郷を思う心、この国を愛する心へと昇華していく事だろう。

日本は変わる。

あまりにも多過ぎる犠牲の上に、日本人は今、自分達が忘れていたものを取り戻そうとしている。

そうしなければ、いけない。

そうでなければ、暗黒の海に連れ去られた人々、瓦礫の中に埋もれている人々の、その魂は、安らぐことはない。

私達は、この国難に晒された大地から、立ち上がり、再び日本の国を、再建するのだ。

大自然の猛威の前に、生きることを中断しなければ為らなかった友の為に、我が子の成長を見届けられなくなってしまった若き母の為に、妻の安否を気遣いながら息絶えた壮年の為に、私達は、この国を生き返らせなくてはならない。

それが、遺りし者達の使命と捉えて…。

合言葉は、『変えよう!日本!』