国道11号を走り、西条市加茂川橋交差点で逸れて加茂川沿いに続く県道12号(西条久万線)を遡っていけば、西之川下谷の石鎚登山ロープウェイ乗り場へと行く。
途中に黒瀬ダムがあり、道下に黒瀬湖が見える景色がしばらく続く。通り過ぎてしばらく行くと、川沿いや山麓に家屋がぼつぼつ建っているのが見え始める。さらに行くと鉄筋コンクリート製の大きな寺が道上にある。そこを通り越しさらに奥に進むと、大保木村だった時代の役場跡やさくら食堂の看板、谷川に架かる赤橋も見えてくる。赤橋を渡り右に折れると郵便局もある。
この地域一帯は、かつて大保木村と呼ばれた地域の中心地で、大正時代には林業や鉱業が栄えて大いに賑わい、人口3700人以上を抱える村だった。しかし戦後は産業構造の変化で第一次産業の林業や鉱業は次第に衰退の一途をたどり、日本の山間のほとんどがそうであったように、この村も過疎化が始まり久しい。
昭和の時代、村内には小学校が6校と大保木中学校があった。が、現在はすべての小中学校が廃校となり、人口減少に追い打ちをかけるような災害も起こり、高齢過疎化が進んだ。
現在は石鎚山麓の旧大保木村(兎之山地区含む)だった大保木地域には130名たらずが暮らしている。
そのような大保木地区で、4月20日の土曜日11時より32回目となる大保木会が、卒業生や関係者、総勢140名ほどが大保木公民館(元大保木中学校講堂)に集い盛大に開催された。
ちなみに第1回目は、平成3年の春に大保木小学校跡で、同級生28人が集まって開催したとのこと。
その後は回を重ねるにしたがって、だんだんと参加者は増加していき、今日に至っている。
オープニングは大保木の郷土芸能 獅子舞の披露
みんなで記念写真
大保木公民館 大正琴教室のメンバーによる演奏
大保木の郷土芸能 獅子舞 の披露
乾杯!!
同級生 皆で斉唱
大保木会のために、裏方でお手伝いをしながら支えてきた女性軍
大保木会終了後は素早く後片付け。
お手伝いする女性軍が手分けして、弁当容器の残飯やハシなどはゴミ袋に。
空にしたたくさんの弁当容器は丁寧に重ねてまとめ、コンパクトに。
ペットボトルは外側の印刷シールをひとつずつ剥がしゴミ袋へ。
慣れた手つきで素早い処理に、驚嘆!!
おおぜいの参加者で、たくさん残っていた容器を上手くまとめると、こんなにコンパクト!