石鎚山真言宗総本山 極楽寺の水行 | ア-ルの写真記

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四国の山間(主に石鎚山系)で「人と自然」をテーマに
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(日本写真家協会 会員)

今日は冬至。

山間にある石鎚山真言宗総本山 極楽寺の恒例行事のひとつ、水行がおこなわれる日だ。

加茂川上流の大保木(おおふき)地区の谷川であるので久しぶりに行った。

 

数年前までは、陽が沈みあたりが暗くなった夜に、男性はふんどし姿、女性は白衣をまとい川中に入り、行われていた。

コロナの影響かどうかは知らないが、ここ数年は、日中に開催をしているようだ。

明るい日中開催、ということで参加しやすくなったのか、前に来たときより参加者は多そうで、60名ほどの行者さんたちが来ていた。

けっこう若い人たちが多いな、と思った。

極寒の石鎚山系より冷たい水が流れ下りてくる谷川で、腰をかがめ肩まで浸かり、寒さを押し殺すように般若心経を唱え、祈りを捧げていた。

 

山伏姿でホラ貝を吹くのは高校の先輩。

 

水行が終わり川から上がると、火のある暖かい場所へ。

 

水行が終わるとお札は火の中に投入。

 

 

見終わって、そろそろ帰ろうと坂道を上がって行った。

県道に出る手前の道脇に、まだ新しい赤色の前掛けと青い毛糸の帽子被った地蔵が目に入った。