お盆の16日、今年もなんとか行く事が出来ました。
大保木の中奥の治兵衛堂まで、、。
超大型と云われた台風も心配したほどでなく、
このあたりは被害はほとんどありませんでした。
台風が過ぎ去った後はものすごく蒸し暑い。
日陰は、風が山肌をゆっくりと吹き抜けていくようで、ちょっと汗がひく。
山間に『工藤治平の墓』と書かれた案内板 名前の文字はこれでいいのだろうか?と
一応このブログでは、名前は漢字で”治兵衛”で統一します。
治兵衛堂を長い間ずっと見守ってくれているKK氏。
お堂の近くに住んでいる。
なんと御年90歳になるそうだ。
足取りもしっかりと石段道を登り、治兵衛堂へと向かう。
背中に手作りのお餅を入れた重い箱を背負っている。
山の石段を一歩一歩上がって行く。
『銀納義民伝』というタイトルの手作り紙芝居の披露がはじまる。
市内の子供たちに見てもらうために作製したそうだ。
披露の後は、いつものように極楽寺の住職による法要がセミの鳴き声が響く中始まる。
終わると、お茶やお酒でのどを潤しながら、持ち寄ったごちそうやつまみを口にほうばる。
そして、世間話や談義などで和やかな時間が過ぎていく。
日本の夏。
日本のお盆風景がここにはまだ残っていると感じた日でした。
このお餅、お堂で三つ食べたうえに、持って帰れとたくさんいただいてかえった。
KKさんが作るこのお餅は最高にうまい。
毎年、KKさんが作ってくれる食べものを楽しみにして行っている。