小姑モラは冷蔵庫のチェックも忘れない。

冷蔵庫に顔を突っ込んでは、あれこれと詮索しては

何が腐りそうだとか、文句を言っている。


楽しいの?


ついこの間、文句を言うネタが見つからなかった時、

モラは何にいちゃもんをつけてきたか。


あくびですよ。

あ・く・び


「あぁ~」と私があくびをした瞬間、

待ってたとばかりに

「あくびなんかしやがって」

とため息をつかれました。


あくびぐらい自由にさせてくれ~。

「どんな育ち方をしてきたんだ?」

「親の顔が見てみたい」

「常識がない」


他のモラブログを読んでいると

世のモラ連中がよく言うセリフのようで、

これを自己紹介(自分のこと)というそうだが、

うちのモラも例外ではなく、よく言う。


自己紹介とはよく言ったもので、

ほんと、その言葉、そっくりそのままお返ししたい。


ペチャペチャ音をたてて物を食べるのはやめましょうよ。

寄せ箸するのはやめましょうよ。

いくら自分の好きな物だからって、

1つのお皿にのっているものを

自分一人でパクパク食べるのはやめましょうよ。

皆で分け合って食べるものでしょ?

私の実家が送ってくれた物や

人から頂いた物にケチをつけるのはやめましょうよ。

(もちろん自分の実家から送ってきた物は例外)


自分が何年も着古して箪笥にしまっていたシャツを

「宝の持ち腐れ」だと言って

会社の社員にやった時は驚いた。

た・・・宝?

それはゴミっていうんですよ。

貰った方も本当に迷惑だったに違いない。


仕事関係の人がある品物を贈ってくれた時、

そのお返しにと、礼状と何を送ったと思いますか?

たまたま家にあった粗品のタオルですよ。

一応箱には入っていたけれど

ブランドも何もない、ただのタオル。

これには本当に開いた口が塞がらなかった。

一応忠告はしてみたけれど

「これでいいんだ」

「これの何が悪い」

と言うので、それ以上は言わなかったけれど、

常識がないって、ほんと、コワイ!

家にいても気持ちの安らぐ時がありません。

いつもいつも何かに追いかけられているようで

心がいつも緊張しています。


「チッ!」と舌打ちされるたびに、

「なに?」

「私、何かやった?」

とあれこれ考えてしまいます。


まるで小姑のように、私のあら捜しをします。


今日はティッシュの買い置きがなかったと、

たったそれだけのことで舌打ちです。

リビングには5箇所、ティッシュが置いてあります。

そのうちの1つが空になったからって、

何の支障があるのでしょう。

明日、買ってくれば済むことじゃないですか。

いつもいつも忘れているわけじゃないでしょう?


もっと心にゆとりが持てませんか?

だから、顔がいつも怖いのですよ。


二人で写っている写真のアナタの顔は

いつもいつも面白くなさそうな顔ばかり。


アナタの息子の写真がうちに何枚かあるけれど、

1枚も笑っている写真がないことに気づいていましたか?


人の笑顔まで奪うのはやめましょうよ。

彼と出会った頃、私は派遣の仕事をしていたのだが、

その期間が終了したこともあり、私は彼の仕事を手伝うようになった。

(彼は小さいながらも会社を経営している)


仕事を手伝い始めたばかりの頃、

なんだかんだと専門用語を使いながら、よく話をきかされた。

しかし、私としては手伝い始めたばかりで話の内容がイマイチつかめず

色々と質問することになる。

すると、大きくため息をつかれ、こう言われた。


「だから、仕事を知らない奴と話すのはイヤなんだよ!」


仕事を知らないって・・・

知らないのは当ったりまえじゃない。

そんなの百も承知でしょうが。


彼は今でもそうだが、

自分が知っていることは相手も知っていて当たり前だと思っている。

知らないのが無知だとばかりに馬鹿にする。(誰に対しても)


なのに!

なのに、反対の立場にたったら、全く逆なのだ。


パソコンについては彼より私の方が詳しいので

よく質問されるのだが、

その時の言い草が全くもって笑える。(笑えないが・・・)


「もっと分かりやすく教えられないのか?」

「自分が知っているからって誰でも知っていると思うなよ」


はぁ~~~~?だ!


人に厳しく、自分に優しいって、こういうことなのね。


毎日パソコンを開いてるんだから、

フォルダとファイルの違いぐらい理解しとけよ!

ある日の夕方、私の姪っ子から電話がきた。

明日の早朝、成田に行かなければならないのだけれど、

始発でも間に合わないので、どうしたらいいか?

という相談だった。


姪っ子はまだ東京へ来て半年もたっていなかったので

東京の交通機関には詳しくなかった。

なんだかんだと電話で相談にのってあげていたのだが、

そのうち夕飯の準備をしなければならない時間になってしまった。


で、ふと彼の顔を見ると、もうすでにイライラしているのがわかる。

いつでも彼は、自分のことが最優先でなければならないのだ。

「姪っ子のことなんかいいから、夕飯を作れ」と顔が言っている。


はぁ・・・

夕飯なんか少しぐらい遅れたっていいじゃないか。


そうこうしているうちに、彼が電話を変われと言ってきた。


「駅のタクシー乗り場に行って、運転手さんに聞いてごらん」

「電車がないんだったら、タクシーしかないと思うよ」


口調は優しかったが、

まるで「自分で何とかしろ」と言っているようなものだ。


その後、姪っ子からは何の連絡もなかった。

あとから聞いた話では、結局、友達に相談して、

友達のお父さんに送ってもらったらしい。


そして、電話を切った後は、姪っ子の悪口三昧。


「18歳になって、自分で何もできないのか」

「もう人に頼る年じゃないだろうが」

「甘えすぎなんだよ」


姪っ子に限らず、私の親戚のことを良く言ったためしは一度もない。

いつもいつも、あら捜しばかり。


はいはい。

アナタの息子は25過ぎてるというのに、立派なフリーターですもんね。

自分の身内のことは棚の上なのね。

「おい、散歩に行くぞ」

「どこに?」

「・・・・」(無言)


何か聞いても返事をしないのがモラの特徴だ。


「ねー、どこに行くの?」

「・・・・」(またまた無言)


しょうがないので身支度をした。

散歩ならと思い、ラフな格好で出かけた。


すると川がある散歩コースの方ではなく、

駅の方に歩いていくではないか。

いつものことだが当然、会話などなし。

後ろを歩いている私のことなどまるで気にすることなく

さっさと一人で早足で歩いていく。

そして、駅の構内に入っていくではないか。


「え~!」

「電車に乗るの?」

「どこに行く気?」


そう聞いたって、もちろん返事はなし。


仕方ないので一緒に電車に乗り込む。

電車に乗っている間ももちろん一言もしゃべらない。

話しかけても返事はなし。


はぁ~。

2人で出かける意味がどこにあるの?

これじゃあ、1人で出かけてるのと変わらないじゃない。


着いた先は秋葉原だった。

電化製品が見たかったらしい。


着いてすぐ食堂のような所に入り、

つまみを食べながらビールを一杯飲んだ。


なんなんだろ・・・・。

これって何・・・?

私はアナタの何・・・?


向かい合って座っていたので彼に気づかれてしまうと思ったが、

あふれ出る涙を止めることができなかった。

そんな私の涙に気づいたのかどうかは分からないが

彼は無言のままビールを飲み続けていた。


その後も、いつも行き先が分からないまま

私は出かけなければならなかった。


「おい、出かけるぞ」


そう言われるたびに私の心は憂鬱になるのだった。


5年たった今は

私も少しは強くなって

「一人で行ってくれば?」

などと言えるようになりましたけどね(笑)

彼と私の出会いは

私の親友夫婦の紹介だった。

親友の旦那と彼が知り合いで、

合コンと称し、4人で飲みに行ったのが始まりだった。


同年代同士、これからは4人一緒にどこかへ出かけたり、

パーティをしたりと、

そういう経験がなかった私はそんな未来を楽しみにしていた。

(その頃はまだ彼がモラだとは知らなかったからね・・・)


しかし、そんな夢は彼のモラによって

あっという間に崩されてしまった。


出会った年の暮れ、大晦日を一緒に過ごそうということになり

彼と私の家に二人が遊びに来た。


最初はまだ和気あいあいと過ごしていた。

しかし、私がトイレに立ったほんの2、3分の間に何かが起きた。

私がトイレから戻ってきた時、

彼女の顔からは笑顔が消えていた。


「帰るよ」

旦那にそう促す彼女。

旦那も「?」というような顔をしている。

モラと親友の間に何があったのか、旦那も分からなかったようだ。


「なに?」

「どうしたの?」

私も理由がわからない。


その日はゆっくり飲んで泊っていく予定だったのだ。


でも、彼女の頑なな態度で私は全てを理解した。

そっか・・・

モラが何か言ったんだね。

私はもう引き止めることをしなかった。


雪の降る中、親友夫婦は帰っていった・・・。


いまだに彼女はモラに何を言われたのか、私には言わない。

口にしたくないようなことを言われたのだろう。

だから私もそれ以上は聞かないことにした。


それ以来、彼女が家に来る時はモラがいない時だけ。

旦那がたまに遊びに来ることもあるが、いつも一人。

あれから5年、彼女が彼とあったのは、たった一度きりである。


もちろん、私の友達は誰一人も彼にあったことがない。

クイズ番組は一人の時にしか見ないようにしている。

なぜなら、いつもいつも見るたびに

モラと険悪な状態になってしまうからだ。


モラが不正解で、私が正解した場合


(全てイヤミっぽく)

「は~、良かったですね~」

「さすが、高校出ているだけありますね~」

「は~、すばらしい、すばらしい」


モラが正解で、私が不正解だった場合


「へ~、高校出てても、こ~んな簡単な問題もわかんないですか?」

「高校の3年間で何を勉強してたんですかね~?」

(もちろん全てイヤミっぽく)


クイズ番組を見るたびに

必ずこのセリフが出てくるからだ。


クイズ番組だよ?

娯楽だよ?

どうして楽しく見ることができないの?


ちなみに、彼は中卒で私は短大卒だ。

しかし、彼が中卒なのは家庭の事情であり、

私も短大といっても、たいして偏差値のいい短大を出ているわけではない。

記録力にしても彼は私より数段優れており、

知能指数は多分、彼の方が高いだろう。

よって、私は一度たりとも、中卒の彼を馬鹿にしたことなどない。


なのに、私が漢字を読み間違えたり、

計算を間違えたりすると、

必ず先ほどのようなセリフを吐くのだ。


ちなみに、彼が漢字を読み間違えてても

私には指摘ができない。


「有無」はね、「ゆうむ」じゃなく「うむ」って読むんだよ。

「相殺」はね、「そうさつ」じゃなく「そうさい」って読むんだよ。


つまらないコンプレックスが

結局は自分の恥になっている。


馬鹿だね・・・。

私と彼はほとんど外食をしない。

彼が外食嫌いというのもあるが、

時には「外で食べようか?」などと誘ってくる時もある。

しかし、私は「家で食べればいいじゃん」と

心にもない言葉でやんわり断ることにしている。

(本当は外食する方が楽に決まってるけど)


なぜなら・・・・

外で食事をした場合、場がもたないのだ。

当たり前だけど、会話なし。

お通夜ですか?ここは、という感じ。


では、なぜ家なら大丈夫かというと、

テレビとペットが場をもたせてくれるからだ。

この2つがなければ、家でもお通夜になっていることだろう。


そんな外食しない私たちが

焼肉屋へ行った時のこと。

まだ一緒に暮らして、そんなに日はたっていなかった頃だったと思う。


お肉がまだ焼けていないのに私が食べようとした時に

彼が発した一言。


「まだ焼けてないだろが!」

「おまえは乞食か?」


こ・・・・乞食?


生まれて初めて言われた言葉・・・。


なぜ楽しい食事時にこんな言葉を言われなくちゃいけないのだろう・・・。

その日のお肉の味を覚えていないのは言うまでもない。

一緒に車に乗るのがイヤだ。

本当にイヤだ。

何度、くやし涙を流しただろう。


怒鳴ってばかりだ。


ある時、彼の用事で私が運転をして出かけた。

一度、彼の運転で行ったことのある場所だったけれど、

行ったのは一度きりだったので、

私は詳しい道順を覚えていなかった。


「曲がる前に言ってね」

そう頼んでおいたのに

彼が何も言わなかったので、

本来曲がるべき道をまっすぐ行ってしまった。

そして、それが彼の逆鱗に触れた。


「今の道、曲がるんだろ!! ばかやろう!」


え・・・?

アナタが何も言わなかったから、まっすぐ行っただけじゃない。


「一度行ったことあるんだから、覚えておけよ!!」


怒鳴った後は、いつものように大きなため息。


また、ある時は彼が運転をしていて

仕事でちょっと遠出をした時のこと。

ナビで私が住所を入れたのだが、

行き先が田舎だったため、

おおよその住所しか目的地に入れることができなかった。

しかし、そこは彼が仕事で何度か行っている場所だったので、

おおよそでも大丈夫だろうと思い、そのままナビに入力した。


というか、なぜ何度も行っているのに、

わざわざ私にナビを入れさせたのか・・・

それがよく分からなかった。


しかし、目的地付近で、

本来曲がるべき道より1本前の道を

ナビが『曲がれ』と指令したようで(後でわかったのだが)

彼は1本前の道を曲がり、車を走らせていった。


しかし、まわりの風景がおかしいと気づいたのだろう。

気づいた途端、ナビを入力した私へ怒声の嵐が始まった。


「おい!道が違うんじゃねーのか?」

「おい!ちゃんと調べろよ!」

「おい!おい!」

「おい!違う所に行っちゃうじゃねーか!」

「おい!おい!」


車をビュンビュン走らせながら怒鳴ってくる。

地図を見て、今いる場所を確認しようとするけれど

どんどん車を走らせていくので、なかなか確認ができない。

返事ができずに焦っている私を

彼はさらに怒鳴ってくる。


涙が出た。

どうして・・・?

どうして、そんな意地悪をするの?

どうして、そんなに怒鳴るの?

一旦、車を止めてくれればいいじゃん・・・。


この時のことを思い出すと

今でも私は涙が出てきてしまう。