「生命があなたを生きている」「いまと仲直りする」とはどういう事か | 心理カウンセラー☆まっきー

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〝繊細さをもったままラクに生きるお手伝い〟 
あなたの生きづらさの原因はHSPかもしれません。HSPとは生まれ持った気質、「繊細さ」「敏感さ」のことです。
HSPは、あなたの素晴らしさでもあります。生きづらさを魅力に変えましょう!


一つ前の記事で紹介した
エックハルト・トールの著書『ニュー・アース』


その中の
『自分が生命を生きているのではなく
生命があなたを生きている』の言葉の意味を


「私が命を持っているのではなく
命が私を持っている」と解釈したと書きました


今日はこの言葉の意味を
私なりに解説してみたいと思いまーす






スピリチュアル心理カウンセラー
まっきーです




よく人は「私の命」と言いますね
人は自分が命を所有していると思っています
〝私の中に命がある〟
〝私ありきの命〟だと。


でもそうではなく
〝命あっての私〟なのだと思います


命があるから私がいる
命が私を生きている
命が私を持っている
命が私を表現している


命ありきの私
命が母体です



では命とは何か?






ワンネスという言葉があります
人はみな根底では繋がっていて
『一つの存在』なのだと



「一つの存在」

創造主
ソース
サムシンググレート
ゼロポイントフィールド
呼び方はさまざまですが


その『一つの存在』が
自分自身のありとあらゆる側面を知るために
自分を無数に分けた


例えば地球上なら
今まで存在し得た人の数に自分を分け
その人数分の体験を通し、観察すること
自分を知り、感じている、という事です







命=『一つの存在』です


「一つの存在」が私を生きている
「一つの存在」が私を持っている
「一つの存在」が私を表現している
「一つの存在」ありきの私


だから
私が命を持っているのではなく
命が私を持っている


「一つの存在」が源で
私たちはその顕(あらわれ)


命である私
命そのものの私、なのだと思います







もう一つ。
『いま安らぎを得るには
いまという瞬間と仲直りすることだ』


では、
今と仲直りするにはどうしたらいいか…?





それは
過去と、未来と、仲直りする事だと思います


人が過去や未来に意識を飛ばし
今にいられないのは
いつまでも過去や未来と戦っているからです


思い通りにならなかった過去、経験、記憶
人はそれらをもとに
思い通りにならない未来を予測します


トール氏も書いていますが
もう一度過去を見つめ
苦しい経験や悲しい記憶と
自分自身は別物であると気付くことです


人は
自分自身と苦しみ悲しみは一体だ
自分自身が苦しみだ、悲しみだ、と
それと自分を無意識に同一化しています


あんな苦しみを受けた私
あんな悲しみを経験させられた私、と
自分のアイデンティティにさえなっている


同一化しているのは他の誰でもない
自分自身です


外側や誰かに責任を求めても
問題は終わりません
私もそれを何十年もやってきました
 



過去を見つめ直し過去の出来事と決別する
相手は関係なく
自分と過去との戦いを終わらせる


そして
そこに長い時間を費やしてきてしまった自分を
許してあげる


そこから
新しい未来を描き出す


過去や未来と仲直りすれば
もうそこに意識を引っ張られる事なく
今ここにいられる


今と仲直りし
今の平安の中で生きられるのです