shiro's nest -35ページ目

めたぼりっく

あいのあめが だいちにふった

はなは みな だいちにせをむけ

あおのてっぺんにこびをうる


こころの うたが だいちをたたく

がたがとゆれるだいち

みんなは みみふさぎ

ゆれるせかいをおそれてたたく


ねぇ 月見草を見上げながら

月を見る花を摘む人よ

どうしてか分けてくれないか

ヤンキーのほうばるアイスクリーム

どうしてか分けてくれないか

彼等が少し助かるように

からっぽなぼくをうめるように

墓碑銘に花を飾るように







しろ

スマイリー

螺旋階段を下るのではない

螺旋階段を転げて落ちる

自覚的である痛みが怖い

ぐるぐる堕ちるのです

ぐるぐる落ちるのです


こんなのはなんとなく

そこはかとなく

一人なのです

ひとりぼっちなのです

松明を

松明を持つ案山子のように

松明を持つ案山子のようで


笑うのです

定型的なスマイルで

ただの予定調和であるかのように

俗なにやけたにやけのやうに





しろ

あいとあいとあいというたくさんのきもち

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ねぇ、なにもないお花畑を知ってるかい?

かじりかけの林檎を一つ手に持って

ミドリの服で行くんだよ


疲れた顔はしちゃだめさ

そんなのあんまりさ

ミドリの吹奏に流されるのさ


支え切れない甘い思いをたくさんもって

伝え切れない祈りを愛して

そうして、なんだか苦しげに

そうして、なんだか涙ぐみ

ぽたぽた、空はなぜか低く

大地に恵みをもたらして


ねぇ、なにもないお花畑を知ってるかい?


ねぇ、あなたの足元に、また

『小さな愛らしいお花畑』



ねぇ、知ってるかい?




僕の愛してる たくさんのひとへ



しろ