本日より第5章に突入します~
第5章は~
「エル」とか「トロン」とか「ヒム」とかの言葉を
いろいろ参究しており、
「ヒーム」「エル・ミオーレ」等の名前の意味の解読にも挑戦しておりまする~
てか全部で7章~
12月17日までに終わるかな~
間に合うかな~
【第5章 重要なキーワード】
近年の宇宙人リーディング等で、
「エル」「カンターレ」以外にも、
「トロン」「アール」など
古代から伝わる言葉が重要であることが述べられています。
そこで、この章では、
「エル・カンターレ」以外に幸福の科学で重要な霊存在、あるいは重要ワードとして挙げられているものを精査することで、
エル・カンターレの存在や「エル」「カンターレ」という言葉の意味をより浮き彫りにしていきたい!
そういう試みをさせていただきまする。
1.「エル」の付く存在
まずは、「エル」という言葉が付く存在として、
七大天使について探究しましょう。
七大天使として誰を入れるかは諸説ありますが、
ここでは大川隆法総裁の述べる七大天使として、
ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ラグエル、サリエル、ウリエル、パヌエル
(『永遠の法』1997、p.279)
を扱うことにします。
第3章で、
「エル」は元々根源の神を示していたのではないかということ、
また、
「エル」の名を騙って自分を至高神として崇拝させようとした存在があったことを述べました。
しかし、
ミカエルやラファエルなど七大天使を代表とする「エル」がつく天使については、
「エルの名を騙る」という形であったのでしょうか。
経典『大天使ミカエルの降臨2』(絶版)に収録されたミカエルの霊言においては、
このように述べられています。
人類の起源そのものは(中略)今から三億六千五百万年もの昔に、ベータ星というところから大船団に乗って渡ってきたという真実があるのです。
そして、その時の指導者がエル・ランティという名前であって、このエル・ランティの指揮下において司令官をやっていたのが、私ミカエルでした。当初は「ミカエル」とは呼ばれていなくて、「ミカ」と呼ばれていました。「エル」というのは光という意味の称号で、神より与えられたものでした。
(『大天使ミカエルの降臨2』土屋書店、1989、p.31)
この経典は高橋信次氏を幸福の科学指導霊団から外す前のものであり、
事実と方便の混在があるために絶版になっています。
前述したように、
「エル・ランティ」という名前は高橋信次氏による騙りであって、
「エル・ランティ」という名前の霊は存在しません。
また、
人類の起源が「今から三億六千五百万年もの昔に、ベータ星というところから大船団に乗って渡ってきた」というのは、ベータ星人から見た表現であって、
実際には、
地球神エル・カンターレが地球起源の人類を創造した上で、
地球に「進化」「競争」の原理も入れるべく、ベータ星から宇宙人を招いたのです。
そして、ミカエルの述べているように、
ベータ星人が地球に来た当初、のちの七大天使たちの名前には「エル」はついていませんでした。
しかし、地球移住後、何らかの理由で「エル」が付くようになったのです。
どのような経緯で名前に「エル」がつくようになったのかは詳しく説かれていません。
ただ、2021年10月に公開された映画『宇宙の法-エローヒム編-』では、
七大天使が1億5千万年前のエローヒムの時代に地球の危機に際して
「始原のイエス」と共に地球に降り立った様子が描かれています。
また、『永遠の法』では
七大天使は元々エンリルとともにやってきたが、現在はイエスの弟子として働いている
ということが述べられています。
イエスの働きの流れのなかには七大天使もいます。七大天使というのは、もともと、すでに述べたエンリルという霊が、地球に数多くの肉体生命を連れてきたときに、一緒に来た者たちです。ただ、主としてイエスが七大天使を弟子として使っています。
七大天使とは、ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ラグエル、サリエル、ウリエル、パヌエル(ルシフェルが地獄に落ちて以降)です。
ミカエルは天使長であり、人々を指導し、統率する役割、また、サタンたちの働きを止めるような大いなる力を与えられています。
ガブリエルは通信役であり、さまざまな文化や文明における具体的な役割を担った者でもあります。
その他の天使としては、ラファエルという存在が芸術関係のなかに愛を通す役割をしています。
また、サリエルという天使がいますが、このサリエルこそ、医療系団の長なのです。つまり、イエスの具体的な教えである医療関係の教えを実践し、病気を治すという働きをしているのがサリエルです。仏教系統では薬師如来として現れることもあります。近年、地上に肉体を持って、エドガー・ケイシーという名前で呼ばれたこともあります。
それから、ウリエルという天使は主として政治関係を担当しています。
(『永遠の法』pp.279-280)
また、近年の宇宙人リーディングでは
天使の名前に付く「エル」について以下のような言及も出されています。
「エル」が付いている方々は、地球に来てから神にお仕えして活躍した方々に、「エル」という称号が付いてることが多いので、だいたい。普通の天使たちですよね。「エル」が付いている、ミカエルとかラファエルとか、いろいろ、「エル」が付いているものがありますよね。これは、地球で与えられた称号なんですよ。
(『メタトロンの霊言』2019、pp.152-153)
これらから推測するに、、、
↓
マゼラン星雲から来た者たちは
地球移住当時、自我が強く、地球を混乱させたことで、
エンリルを中心にエル・カンターレの厳しい指導を受けた。
そこで、当時の七大天使(ルシフェル堕天前)はイエスに引き取られ、
イエスの指導を受けるようになり、エル・カンターレによく仕えた。
その際の活躍で「エル」の称号を授けられた。
<仮説仮説
すなわち、天使の名前につく「エル」の称号は、
「地球神に帰依する」という意味があったと思われます。
その時はルシフェルも「エル」の称号を与えられ、
イエスの指導のもとで地球のために働いていた。
しかし、エローヒム下生(1億5千万年前)後の1億3千万年前ごろ、
パイトロンの件でエンリルは再び失策によりエル・カンターレの厳しい指導を受けることとなった。
そのあと1億2千万年前にルシフェルが堕天し、地獄の魔王サタンとなった―――。
(『太陽の法』pp.63-64参照)
というのがだいたいの経緯だと思われます。
<仮説やで~
このように、
天使たちは「エル」の名を騙ったわけではなく、
その活躍によって正式に「エル」の称号を与えられたようです。
「エル」という言葉が名前の前ではなく、名前の後に付くことによって、
「神に側近きもの」「神に仕えるもの」「神が生み出したもの」
などのニュアンスが生じるものと思われます。
現に、七大天使の名前の意味として一般的に言われているものは、そういったニュアンスがあるのです。
現在の学説における彼らの名前の意味は、それぞれ以下の通りです。
・ミカエル …「神に似た者」「神のごとき者は誰か」
・ガブリエル …「神は我が力」「神の英雄」「強き者」
・ラファエル …「神が癒したもの」「神の薬」「神の癒し」
・ラグエル …「神の友」
・サリエル …「神の命令」
・ウリエル …「神の炎」「神は我が光」
・パヌエル …「神の御前」「神の顔」
(『知っておきたい天使・聖獣と悪魔・魔獣』『決定版 天使と悪魔図鑑』『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』『「天使」がわかる事典』参考)
また、ルシフェルの名前は、
ラテン語で「光を運ぶ者」という意味で、
ヘブライ語では「暁の輝ける子」という意味の「helel ben Shahar(ヘレル・ベン・サハル)」と呼ばれていたそうです。
(グループSKIT編著『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』PHP研究所、2010、p.124)
エローヒムの霊言では、
ルシフェルに「エル」がついていることについて、
「「エル」の名が付いているというのは、主として中東やイスラエルを中心とする世界での、まあ、ある意味では「神の光」の意味はあったと思うので、神のお手伝いをするものであったとは思うんです」
(『エローヒムの降臨』2021、p.119)
と述べられています。
つまり、
ルシフェルも元々神に仕えていた天使であったことが
名前からも窺えるのです。
このように、
天使の名前に「エル」は付いてはいるが、
あくまで「神に仕えるもの」として与えられた称号であった
ということです。
(※「エル」が名前についているからといって、エル・カンターレと同等、あるいはそれ以上の存在として天使たちを崇めることは間違いであるという意味です。あくまで、「エル」を称号として付けることを許された者たち。Please remember it!)
何度も言いますが、
「エル」を名前に冠することができるのは
根源の神のみです。
「エル」を名乗る者、
「エル」を騙る者、
今後も出てくると思いますので、
注意注意。
では、次回は「トロン」について
お楽しみに~
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