Pure Love 31 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

翌日に、理佐のお通や、

その翌日にお葬式が行われたが

私は理佐の死を受け入れることが

できていなかったのだろうか、

一切涙がでなかった。

 

私の衰弱した様子をみた友人たちは

心配してくれたけど

私は上の空だった。

 

私は毎日、あの理佐が亡くなった

海に足をはこんでいた。

 

そんなときに、1本の電話がなったんだ。

 

どんな電話も理佐が亡くなってから

とらなかたんだけど、

なにか、とらなくちゃいけないと直感し、

電話に出たんだ。

 

「はい、平手です。」

 

すると聞きなれた声が、

 

「平手さん?よかった、つかまって・・」

 

声の主は理佐のお父さんだった。

 

「明日、アメリカに帰ります。」

 

「そうですか、色々ありがとうございました。」

 

「理佐の部屋を整理していたら、

貴方宛てにDVDディスクが出てきたんです。

佐藤さんに預けますので

いつでもいいから、取りに来て下さい。」

 

「今・・・今すぐいきます!!」

 

私の体が自然と理佐の家にむかっていた。

 

インターホンを鳴らすと佐藤さんが出てきてた。

 

「友梨奈ちゃん、

よく来てくれたわね。はいって下さい。」

 

私は家に招き入れてくれた。

 

理佐のお父さんも玄関で出迎えてくれた

 

「平手さん、本当にお世話になりました。

ありがとうございます。」

 

私は居間に通され、仏壇で、お参りした。

 

仏壇に飾られている

理佐の写真は笑顔で

私はなにか懐かしいものを

見ているような気がしたんだ。

 

「私は理佐に

何かしてあげることができたんでしょうか?」

 

佐藤さんは私の手を取りながら

 

「理佐チャンを最後まで

楽しませてくれてありがとう。

友梨奈ちゃんのおかげで、

理佐ちゃんは笑って天国に行けたと思うわ」

 

 私は佐藤さんの言葉がうれしく、涙ぐんだ。

 

「平手さん、これなんだが・・・・」

 

理佐のお父さんが私に

1枚のディスクを手渡してくれた。

 

そう、これが理佐との再会だった・・・・