ガラスを割れ -Quiet Time-6 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

六本木のある高級クラブで、

暗殺の的である谷沢徹は

ホステス5人と楽しそうに酒を飲んでいる

 

彼の目は満足そうに輝いており

彼の心は楽しみでいっぱいであった。

 

ホステスの中に白石麻衣が紛れ込んでいた。

 

やがて酒がまわり谷沢は

ホステス達にボディータッチをくり返し行ってきた。

 

麻衣は谷沢に微笑みを向け彼の手を握る。

 

その瞬間、彼女の指輪から毒針が飛び出し、

谷沢の手に刺さる。

 

それと同時に麻衣は谷沢の手をつねったので

酔いが深い谷沢は刺されたことに

気づいていなかった。

 

やがて3分後谷沢の顔色が変わった

彼は床に倒れ込み、

彼の体は静かに冷えていったのだ。

 

皆が大騒ぎしていたが、

白石麻衣は静かに立ち上がり、クラブを後にした。

 

一方、友梨奈達は溝口と倉田がたむろしている

雑居ビルに来ていた

 

溝口と倉田は一室で酒を飲んでいた

 

すすと突如として部屋の電気が消えたのだ。

 

暗闇の中、二人は何が起こったのか

理解できずに混乱しました。

 

その時、月明かりだけが照らす窓から

二つの影が静かに部屋に滑り込んだ

 

それは平手友梨奈と北村匠であった。

 

友梨奈はジャケットの下からサバイバルナイフを抜き、

北村匠は杖の仕込銃を取り出した

 

友梨奈は溝口に向かって忍び寄り、

北村匠は倉田を狙った

 

二人は息を合わせ、

一瞬の隙を突いて攻撃しました。

 

友梨奈のナイフは溝口の心臓を貫き、

 

北村匠の仕込銃は至近距離で

倉田の頭を撃ち抜いた

 

部屋の中は静寂に包まれ、

二人の死体が床に倒れました。

 

友梨奈は死体に向かって言い放つ

 

「私の名前は平手友梨奈、

覚えておいて地獄でもアルノと一緒に

何度でも殺して上げるから。」

 

そして、二人は闇の中に消えていった。