花占い 9 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

(平手友梨奈side)

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理佐さんと反町先生の不倫を知ってから2週間、

私はあれだけ足を運んでいたゼミ室へは

行かなかった。

 

そんなある日の昼休み

 

私は食後、外のベンチに腰掛けて

紙パックのコーヒーを飲んでいた

 

「友梨奈~~~」

 

この声は・・・・

 

「どうして、最近ゼミに顔を出さないの?

なにかあったの?」

 

なんと理佐さんが心配して

私に会いにきてくれたんだ。

 

「なにか悩みでもあるの?

私でよかったら聞くよ。」

 

理佐さんは私の横に腰を降ろした。

 

かわいい・・・

 

かわいいよ~~

 

やっぱり、理佐さんを嫌いになんかなれないよ。

 

「・・・バイトが忙しかったんだ。

今日からまたゼミに顔をだすよ。

心配かけてごめん。」

 

「そう…ならいいんだけど、

友梨奈の顔を見ないと何だが

寂しくて、じゃあ、待ってるね。」

 

理佐さんは戻って行った。

 

寂しい??

 

ひょっとして

少しは私に気があるんじゃないのか?

 

こうして、会いに来てくれたわけだし。

 

私が反町先生から理佐さんを

奪えばいいんだ。

 

そうしたら、結果的に彼女を救うことになる。

 

よし、頑張って理佐さんを物にするぞ。

 

私は意図も感単に立ち直ったんだ。