涙の滴 26 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

部下が友梨奈の腕を縛り上げ、

連れて行こうとした時だった.

 

倒れこんでいた理佐が立ち上がり

そばにあったパソコンを手に取り

大きく振り上げそれで部下の頭を殴り付けた。

 

部下はその衝動で倒れ込み気絶した。

 

理佐は部下の胸元を探し拳銃を抜き去る。

 

そして、その銃口は新太郎にむけられた

 

「友梨奈を開放して・・」

 

新太郎は驚いていた

 

何があっても

服従していた娘が他人の為に

実の親に銃口をむけていることに・・・

 

室内は緊迫していた・・・

 

理佐が拳銃を構え新太郎を狙っているのだ

 

他の部下3人が理佐に銃口をむける.

しかし、それを新太郎が制した。

 

「おまえ、なんでこんな悪い子になったんだ!!

こいつのせいか!」

 

新太郎は友梨奈の髪の毛を掴み平手打ちした。

 

「やめて・・・汚い手で友梨奈に触れないで!!」

 

その瞬間理佐の拳銃が火を噴いた

 

理佐の放った弾丸は

新太郎の右肩を撃ち抜いた

 

倒れ込む新太郎

 

それを見た部下の一人が反射的に

理佐にむけて拳銃を発射した。

 

その弾は理佐の右胸にヒットするのであった