夢を見れば傷つくこともある 10 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

圭人と別れた後、

玲奈は疲れた表情を見せる。

 

(やっと、解放されたは!

リスペクトできない人間と

話をするのは疲れるは・・・)

 

そして、玲奈はスマホを取りだし

 

友梨奈が勤める

ホワイトエンジェルに電話する。

 

「会員番号 0314の玲奈です。

予約をお願いしたいんですが、

友梨奈さんをお願いします。」

 

「松井様、いつもありがとうございます。

今日はあいにく全てうまっていまして。」

 

「そうなんですか・・・」

 

「でも、松井様からのご指名でしたら

友梨奈さんも延長して

働いてくれるかもしれません。

本人に確認しますがいかがいたしますか?」

 

「じゃあ、お願いできますか。」

 

「では、後ほど連絡させて頂きます。」

 

電話が切れるのだった。

 

そして、そこからさかのぼること3時間前。

 

友梨奈は

指名のあった客の元に足を運んでいた。

 

場所は、少し古めのラブホテル。

 

友梨奈は指定された308号室のベルを鳴らす。

 

だがトラブルが

友梨奈を待ち受けていたのであった。