風に吹かれても ―永遠のBLOODS―6 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(平手友梨奈side)

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私が意識を取り戻して1か月が経過していた。

 

驚異的な回復力で

左肩以外はもう完治していたんだ。

 

今日も病室には

理佐が来てくれていた。

 

「友梨奈、退院が決まったって?おめでとう。」

 

「ありがとう。」

 

私は5日後に退院が決まっていた。

 

ここに運ばれてから約1カ月の入院で

済んだのは奇跡的だった。

 

「それにしても友梨奈の

回復力はたいしたものね。

私なんか、

まだ左足が動かないんだから・・・」

 

「理佐もすぐによくなるよ。」

 

「うん、焦ってないから・・・

ゆっくり直すから。

だって、やっと友梨奈と一緒に

居られるんだもん。」

 

理佐が私の部屋で同居した日に

私は事故に遭遇して入院してしまい、

 

ほとんど一緒に過ごせていない。

 

私が入院して理佐は友香と二人で同居していた。

 

面倒見のいい友香には

いくら感謝しても足らないくらいだ。

 

そして、退院したら今度こそ

取り寄せたリングを渡し、

正式に理佐とやり直すんだ。

 

あと、5日で退院できる。

 

もう、ワクワク感が止まらない。