風に吹かれても ―罪と罰―10 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(平手友梨奈side

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運命とは皮肉なものだ。

 

バイト帰りの時だった。

 

駅前の本屋で立ち読みをしていたんだ。

 

すると私を呼ぶ声が・・・

 

「友梨奈、珠理奈じゃない!」

 

私は振り向いた。

 

なんとそこにはかつての恋人であった

白石麻衣が立っていた。

 

「麻衣・・・」

 

「どうしたの?

狐につままれたような顔をして?

私が綺麗になりすぎてびっくりした?」

 

「え??あ・・・うん」

 

「ねえ、久しぶりに会ったんだから、

お茶でも飲もうよ。」

 

麻衣はなんのわだかまりもなく

誘ってきたんだ。

 

「うん・・・」

 

私は麻衣に誘われ喫茶店に移動した。