愛のかたまり 22 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

<友梨奈side>

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「もうじきクリスマスイブだね。」

 

「そうだね。私達にとっては寂しい日だね。」

 

私と友香は予備校帰りファストフード店にいた。

 

「ところで例の美容師とはどうなの?」

 

友香には理佐の職業は美容師と嘘をついている。

 

「この間少し話せる機会があって、

少しだけど距離が縮められたきがするよ。」

 

「それはよかったね。

で、なにかプレゼントは渡すの?

もうじきクリスマスイブでしょ?」

 

「重く思われてもこまるから、

それは考えていないんだけど。」

 

「高価なもんじゃなくてもいいじゃない

 気の利いたものだったら喜んでもらえるよ。」

 

「じゃあ、具体的には何を贈ればいいの?」

 

「それがわかれば苦労しないわ。」

 

「なんだよ、それ~~~」

 

私は爆笑しながら食べ物を口に入れた。

 

深く考えず、

なにか贈るのはいいかもしれない。

 

そう思った私は予備校帰りに

あるものを購入したんだ。