ごめんね、SUMMER 1 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

ごめんね、SUMMER

 

私は恋している。

 

 

かよわいけれど芯が強く

自分の信念を曲げない強い彼女に

 

私は恋してる・・・

 

私は地元、

埼玉県にある女子高に通う高校3年だ。

 

彼女は東京の大学4回生で

 就職活動に備えている。

 

彼女は私の近所に住んでした幼馴染だ。

 

日差しが最も熱い7月、彼女は夏休みを

 利用して、この地元埼玉に

2カ月滞在している。

 

彼女は防波堤に座り

波の数を数えるが好きなんだ。

 

私は彼女に近づいて話しかける。

 

「玲奈ちゃん~~~

今日の夜、ドラマ見るの!

それとも、裏番組の映画みるの??」

 

「もう、話しかけないでよ~~

集中出来ないでしょ。」

 

彼女は私の肩を軽く叩く。

 

私は彼女に触れられることに

喜びを感じている。

 

私は彼女の海を見る横顔が大好きだ。

 

私は彼女の心を掴みたい。

 

もう、5年も片想い・・・

 

そう、私は彼女に恋している。

 

私は幼馴染の

松井玲奈ちゃんに恋しているんだ。