サイレントマジョリティー ~DESTINY~36(終) | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして、1カ月が経過した・・・

 

私は会社を

辞めて友梨奈の店を手伝うことに専念した。

 

まさかこんな日が来るとは思っていなかった

 

私が友梨奈を救うのが運命ならば

 

その運命を受け入れよう。

 

そうすることによって、

友梨奈を幸せにできるのだから。

 

“ねる”さん・・・

 

私は貴方の分まで

友梨奈を支えていくから天国で見守ってね。

 

「どうしたの?ぼーとして?」

 

掃除をしていた手を止めてしまい

 

友梨奈が声をかけてきた。

 

「なんでもないよ。」

 

「理佐・・・やっと、

君と本当の恋人になれたね

私の一目ぼれがようやくかなったよ。」

 

「友梨奈が一目惚れ??

まさかぁ~~~~」

 

「本当だよ、高校時代

教室の2階の廊下から、

理佐がプールの更衣室から

焦った表情で出てきた姿を見て

一目ぼれしたんだよ。」

 

「プールの更衣室・・・?」

 

あ!!あの時だ、

 

更衣室でキスする女生徒を目撃して

 

慌てて出てきた時か・・・

 

まさか友梨奈が見ていたとは、

 

でもそれが私達の運命の始まりだったんだね

 

「友梨奈・・・」

 

「なぁに??」

 

「幸せにするからね!」

 

「うん、まかせた!」

 

私達の幸せそうな談笑が店内に響き渡った・・・

 

幸せになろうね友梨奈。

 

   end