世界には愛しかない ―愛よ永遠に―8 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

友梨奈が攻撃しようとする前に

異星人が寄生した夫婦が先手をとり

超音波発する機械をとりだした。

 

そう、イクサー星の生命体は

超音波を当てられると

人間の体に寄生していられなくなり

原型の生命体が人間から離れてしまうのだ。

 

そこを捕獲器でとらえようとしたのだ。

 

だが友梨奈は準備万端だった。

 

「その機械を発明したのは私だよ

この1年でその対策は出来てるよ」

 

友梨奈はスマホらしき端末をとりだし

スイッチを押した。

 

すると、目に見えない防御壁ができ

それが超音波を跳ね返したのだ。

 

反射した超音波はこの夫婦に当たり

二人の苦しみだし耳から緑の液体が

出てきたのだ。

 

そう、異星人の原型である。

 

友梨奈は素早く捕獲器のビンを取り出し

この2体を吸い上げた。

 

【M-7、こんなことをしてただじゃすまないぞ!】

 

捕らわれた異星人がテレパシーを友梨奈に送った。

 

【覚悟の上だよ。

私は玲奈さんと運命を共にするよ。】

 

友梨奈は2つのビンを鞄にいれた。

 

そして、玲奈の自宅へと向かうのであった

 

(よし、これでとりあえずは一安心だ)

 

だが、玲奈の身に危険が

せまっていることを友梨奈は知らなかった