坂口さんと別れ
家に到着すると
友梨奈の帰宅をまった。
夜の23時過ぎに友梨奈は帰宅する。
「坂口さんと会ってきたわ・・」
私は用意したコーヒーを友梨奈
に差し出しながら言った。
友梨奈はコーヒーを一口飲む。
「すいません。ご迷惑かけて。」
「友梨奈のこれまでのこと全部話したら
友梨奈の気持ちを理解してくれたわ。
一度二人で会ってきなさいよ。」
「え?でも・・・」
「謝ってきなさい。
きっと気持ちが楽になるよ。」
「はい!」
そして、翌日に昼に友梨奈は
坂口さんと会うことになった・・
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(第三者視点)
友梨奈と坂口の待ち合わせは駅前の
喫茶店だった。
さきに到着したのは友梨奈である。
彼女はオレンジジュースを注文し
坂口を待った。
そして、その5分後に坂口が到着する。
彼はホットコーヒーを注文する。
「こうして、2人で会うのは4年ぶりだな。」
「そうね、ごめんなさい。
急に貴方の前から消えて。」
友梨奈が頭を下げた。
「仕方ないよ、これまでのことも
玲奈さんに全て聞いたよ。
よくがんばったな!
偉いよ。友梨奈。」
責められることを
覚悟していた友梨奈は
自分の辛さを理解してもらい安堵した。