二人セゾン―Winter— 5 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

今は試験休み中なので講義はない。

 

友梨奈と

偶然会うこともないかもしれないが

 

友梨奈が通っている大学に行くことに

私はときめきを覚えていた。

 

大学に到着すると

事務長と仕えていた山岡教授に

挨拶を済ませた。

 

「広い大学だね、凄いね。

 私の通っていたアメリカの看護学校の

 10倍はあるよ。」

 

珠理奈は

校庭に出て大学の広さに驚愕していた。

 

この大学で友梨奈と出会ったんだよね・・・

 

あの子の前向きさに

私はどれだけ救われたか。

 

元気にしているんだろうか?

 

そんなことを考えながら

校庭を見渡していると

友梨奈の友人である

菅井友香さんを偶然発見したんだ。

 

「珠理奈、ごめん、

あの子、呼んできてくれない。」

 

私は病気の影響で早く歩けないので

珠理奈に菅井さんを呼びにいってもらった。