学校帰りに私は玲奈ちゃんの家による。
玄関で玲奈ちゃんが出迎えてくれて、
一緒に部屋に上がったんだ。
「寒くなったね・・・」
そう言いながら、玲奈ちゃんが
ホットココアを手渡してくれた。
イースタントだが、
玲奈ちゃんが入れてくれる
ホットココアは
どこの飲みモノよりもおいしんだ!!
「あのさあ・・
12月24日だけど玲奈ちゃん
あいてる?」
「うん・・別に用事はないけど・・」
「じゃあ、私と外で食事しない?
一度、クリスマスの夜を
体験したかったんだ」
駄目かな・・・
私は目をつぶって返事をまった。
「別にいいけど・・・
他に予定あるんじゃないの?
珠理奈は明るくて活発だから、
男の子にモテモテでしょ?」
「いや・・男には興味ないよ!!」
「え???」
いかん!本音が・・・
「今は、恋愛には興味ないの・・」
「そう、じゃあ行こうか!
どんなお店に行こうか?」
やった!OKだよね!
「私に任せてくれない?」
「わかった・・いいよ!」
こうして、私と玲奈ちゃんは
12月24日に外食することになったんだ。