(珠理奈side)
玲奈ちゃんを逃がした後、
絡んできた仲間の2名をなんとか
撃破してその場を逃げ出した。
そりゃあ、もう私も香取さんも
少し顔に勲章がついたけど
無事逃げだせたことに
おたがい安堵の表情を浮かべたんだ。
「もう、社長達は逃げれただろうね」
「そうでしょうか??」
「連絡しようにも荷物は
社長達が持って行ったから
今日は、もう帰ろう。」
「私はもう少しだけ探してみますから。
香取さんはもう帰って下さい。
本当に今日はありがとうございました。」
「そうかい??じゃあ、お疲れ様!」
香取さんは帰って行った。
私は、なんとなく
まだこの辺にいるような気がして
花見していた公園の向かいに
道路をはさんで
もう1つ公園があったんだけど
そこかもと思い私は向かったんだ。