片想いFinally22 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(玲奈side)

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私は社長に手を引かれ

お花見会場から逃げていた

 

珠理奈には悪いのだけど、

 

このとき木村社長に手を握られ嬉しく思う、

不謹慎な自分がいたのだ。

 

「玲奈,すまない。怖い思いをさせて」

 

木村社長が後ろを振り向きながら言ってくれた。

 

「私は平気です。それより珠理奈が・・・」

 

「香取がついているから心配ないよ。

珠理奈には悪いが

まずは玲奈を安全な場所に連れて行きたい・・」

 

え??・・・私を特別視してくれているの??

 

違うよね!

 

きっと、私が一番よわよわしいからだ・・・

 

過度の期待はよそう。

 

「とりあえず、反対側の公園に行こう。」

 

私達は道路を渡り、もうひとつの公園に

到着した。

 

「ここにいて、俺が向こうの様子をみてくるから・・」

 

木村社長は私にそう言って、

戻ろうとした時だった

 

先ほど木村社長がKOした、

 

一番強そうな男が息を吹き返し追いかけてきた.

 

木村社長は私を背中で守り、

この男と再び格闘となった。