玲奈と云う女-終焉ー21 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

氷川のナイフは私の腹部を狙ってきたが

私は彼女の手を掴んでそれを阻止する。

 

ひ弱な力ね・・・

 

これなら時間が稼げるわね。

 

私と氷川はしばらく膠着状態が続いたが

 

次の瞬間、ドアをたたく音が・・・

 

「警察です!ここを開けてください。」

 

「え!警察・・・」

 

その声を聞いて氷川はひるんだ

 

よし、今だ。

 

私は氷川のナイフを強引に

自分のワキ腹に突き刺した。

 

「え??」

 

氷川は自分から刺されにきた私に驚いた。

 

そして、私は氷川を突き飛ばし

 

玄関のドアを開けた。

 

「た・・・助けてください。あの人が・・・」

 

ナイフが腹部に突き刺さり、血だらけの私を見た

警察はすぐに氷川を確保する。

 

氷川は声をだすことが出来ず、

 

ただ、首を横にフルだけだった。

 

「大丈夫ですか!

すぐに救急車を呼びます。」

 

私は刑事に介抱され、病院に運ばれた

 

幸い傷は浅く、命には別状なかった

 

氷川には傷害教唆の他に

殺人未遂の罪が加わった。

 

こうして小山達と氷川は逮捕されたのだ。