玲奈と云う女-終焉ー20 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして、次に向かうのは

氷川あさみのマンション。

 

彼女のマンション前で

、私は氷川に電話する。

 

「もしもし、だれ??」

 

「小山さんの友人です。」

 

「な・・・何の用??」

 

氷川は少し警戒したみたいだ。

 

私は小山たちの録音テープを聞かせた

 

「なんのつもり?」

 

「これ、警察に届けたらまずいですよね?」

 

「なにが狙いなの??」

 

「今、マンションの下に入るんですよ。

 今からお部屋に伺うんで

 10万ほど用意していただけませんか?」

 

「・・・わかったわ。」

 

10分後、私は氷川の部屋に通された。

 

「ここに20万あるから、

その録音早く消してよ!」

 

「10万も余分にくれるんだ~~」

 

「その変わり、

絶対に警察には言わないで!」

 

「わかったわ!」

 

私が封筒を受け取ろうとした瞬間

 

氷川は果物ナイフを構えた。

 

やっぱりね・・・

 

そうくると思ったわ。

 

プライドが高くて激情型の性格。

 

必ず貴方は私を殺しにかかると思ったわ。