そして、次に向かうのは
氷川あさみのマンション。
彼女のマンション前で
、私は氷川に電話する。
「もしもし、だれ??」
「小山さんの友人です。」
「な・・・何の用??」
氷川は少し警戒したみたいだ。
私は小山たちの録音テープを聞かせた
「なんのつもり?」
「これ、警察に届けたらまずいですよね?」
「なにが狙いなの??」
「今、マンションの下に入るんですよ。
今からお部屋に伺うんで
10万ほど用意していただけませんか?」
「・・・わかったわ。」
10分後、私は氷川の部屋に通された。
「ここに20万あるから、
その録音早く消してよ!」
「10万も余分にくれるんだ~~」
「その変わり、
絶対に警察には言わないで!」
「わかったわ!」
私が封筒を受け取ろうとした瞬間
氷川は果物ナイフを構えた。
やっぱりね・・・
そうくると思ったわ。
プライドが高くて激情型の性格。
必ず貴方は私を殺しにかかると思ったわ。