珠理奈が勤務する、
○○警察署の管轄で殺人事件が起こったのだ。
被害者の名前は中村優一32歳。
そう、珠理奈の通うBARの店主である。
死因はヒモで絞殺されていた。
捜査本部が開かれ、
怨恨と強盗の二つの線で
捜査が開始されていた。
当然、珠理奈も聞き込みに奔走していたのだ。
(だれが、優一さんを・・・
必ず私が犯人を捕まえるから)
だが、捜査は難航していた。
そんなある日
仕事が終わり珠理奈は
帰宅しようと署を出た。
すると、珠理奈の恋人で
先輩刑事の三宅が話しかけてきた。
「久しぶりに食事でもどうだ?
例の殺人事件で俺たち
全然話ができていないだろ?」
「・・・そうですね。」
珠理奈は乗り気ではなかったが
あまり邪険にはできないと思い
三宅と近くの居酒屋に足を運ぶのであった。
