サヨナラの眼差し―哀しみの黒いコート―3 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

やがて、玲奈は静かに歩きだし、

小さなBARに立ち寄った。

 

玲奈はカクテルを注文して

静かに飲んでいた。

 

その15分後だった・・・・

 

玲奈の右斜め前に一人の客がやってくる。

 

玲奈はその客を見て驚愕していた。

 

髪の色こそ黒色だが、

姿形は死んだジュリナ

そっくりの女性だったのだ。

 

(ジュリナ・・・生きていたの??

いや、確かにジュリナは私が殺したはず

この手の中でジュリナは息絶えたはず・・)

 

玲奈は暫くジュリナに似た女性を凝視していた。

 

すると、その視線に女性が気付いたのだ。

 

玲奈はそれでも視線をそらさずにいた。

 

女性は玲奈に近づいてきた。

 

「あの~~どこかで

お会いしたことありました?

先っきから私をみているようでしたけど」

 

その言葉にやっと我に帰る玲奈である。

 

「ごめんなさい・・・

あまりにも似ていたから・・・

私の大切だった人に・・・」

 

「そうなんだ・・・

私も一人なの一緒に飲まない?」

 

玲奈の潤んだ瞳に魅せられた

女性は玲奈に興味を持ったのだ。

 

 

 

   

 

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