翌朝、三浦が8時30分に出勤する。
デスク座り仕事の準備に取り掛り、
引き出しを開けると小さな手紙がはいっていた。
それを開けると送り主は珠理奈だった・・・
【昨日はごちそうさまでした。
三浦さんの励まし嬉しく思います。
また、お食事にいきたいです。】
簡単な文書に小さな袋にはいったミントのガムが添えられていた。
三浦は珠理奈の気遣いに少し感動していた。
珠理奈のデスクは三浦から近くにあり
三浦はすぐに珠理奈のそばに行った。
「珠理ちゃん、おはよう!」
「あ!おはようございます。」
珠理奈は満面の笑みを浮かべる。
「このガムありがとう。いい気分転換になるよ。」
すると珠理奈は三浦に近づき耳元で囁く
「じゃあ、今度玲奈さんに内緒で
お食事にに誘ってくださいね」
三浦は少し驚いた表情をした。
珠理奈は軽くウィンクをする。
「またね。じゃあ・・・」
三浦は席に戻ろうとしたが視線を背中に感じたのだ。
そう、玲奈が見ていたのだ。
玲奈のいる仕入部からは距離が離れているため
会話は聞き取れないが、
珠理奈がアプローチしているのは理解できた玲奈だった。
(珠理ちゃん、翔平さんのこと好きなのかなぁ・・・)
不安がよぎる玲奈だった・・・
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