愛の為に何を捨てる?5 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

翌朝、三浦が8時30分に出勤する。

 

デスク座り仕事の準備に取り掛り、

 

引き出しを開けると小さな手紙がはいっていた。

 

それを開けると送り主は珠理奈だった・・・

 

【昨日はごちそうさまでした。

三浦さんの励まし嬉しく思います。

また、お食事にいきたいです。】

 

簡単な文書に小さな袋にはいったミントのガムが添えられていた。

 

三浦は珠理奈の気遣いに少し感動していた。

 

珠理奈のデスクは三浦から近くにあり

 

三浦はすぐに珠理奈のそばに行った。

 

「珠理ちゃん、おはよう!」

 

「あ!おはようございます。」

 

珠理奈は満面の笑みを浮かべる。

 

「このガムありがとう。いい気分転換になるよ。」

 

すると珠理奈は三浦に近づき耳元で囁く

 

「じゃあ、今度玲奈さんに内緒で

お食事にに誘ってくださいね」

 

三浦は少し驚いた表情をした。

 

珠理奈は軽くウィンクをする。

 

「またね。じゃあ・・・」

 

三浦は席に戻ろうとしたが視線を背中に感じたのだ。

 

そう、玲奈が見ていたのだ。

 

玲奈のいる仕入部からは距離が離れているため

 

会話は聞き取れないが、

 

珠理奈がアプローチしているのは理解できた玲奈だった。

 

(珠理ちゃん、翔平さんのこと好きなのかなぁ・・・)

 

不安がよぎる玲奈だった・・・

 

 

       

 

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