愛の為に何を捨てる?3 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

珠理奈にも飲み物が運ばれ、

 

改めて3人で乾杯しなおす。

 

珠理奈はビールを豪快に飲む。

 

「珠理ちゃん,飲みっぷりがいいね。」

 

三浦はジョッキを片手に言った。

 

「珠理ちゃんはお酒強いの??」

 

玲奈が尋ねた

 

「強くはないですけど、大好きなんです。

仕事の終わりの一杯が格別です。」

 

「その気持ちわかるわ~~~俺もだよ!」

 

三浦と珠理奈は再び乾杯してビールに口をつける。

 

アルコールを飲めない玲奈は

 

少し取り残された気分だった。


 

「入社して1年と2か月が経過するんですけど

全然仕事が上達しなくて嫌になりますよ。」

 

珠理奈の職種は事務員で、営業事務を担当している。

 

仕事上三浦と接する機会も多いのだ。

 

「そんなことないよ。

珠理ちゃんは気が利いて

こっちは助けってるよ。

それに、会社の評判は

女性社員の印象で決まるって言われているから

珠理ちゃんのような

明るくてハキハキしている子は

会社にとっても財産だよ。」

 

「わあ~~うれしい~~

ありがとうございます。三浦さん!!」

 

なんと、珠理奈は正面に座っている

 

三浦の手の甲を両手で包み込んだ。

 

三浦は少しうれしそうな顔をする。

 

(二人とも私のこと、いないものだと

思っているのかなぁ・・・)

 

玲奈は少し不機嫌になった。

 

       

 

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