玲奈が珠理奈の近くに立ち止まり
珠理奈は話し出す。
「GWは愛李の実「家にいくんでしょ?」
「あ・・・うん・・・」
玲奈は下を向いた。
「それ・・・いくの辞めにできないかなぁ・・」
その言葉に玲奈は珠理奈の顔を見あげた。
「え・・・どうして、なんで?」
「今更だけど、私、玲奈ちゃんが好きなんだ!
愛李には渡したくないよ!」
突然の告白に玲奈は戸惑った・・・
「・・・え・・・そんなこと今更言われても」
嬉しい気持ちが溢れ出て来ると思った玲奈だが
それ以上に愛李に対して罪悪感が溢れたのだ。
愛李とつき合っているのに
珠理奈に告白されうれしい感情が芽生え、
それに対してすまない気持ちで一杯だったのだ。
「私は玲奈ちゃんが好きなんだ・・・
やっと、気付いたよ。
いつも、居てくれて当たり前だった
玲奈ちゃんがいなくなって、
私は初めて玲奈ちゃんの大切さに気がついたんだ。
お願い!愛李のところへは行かないで!」
「・・・・・」
玲奈は困っていた・・・
今でも珠理奈のことが大好きだ・・・
今すぐにでも珠理奈の気持ちを
受け入れたい・・・
でも、珠理奈を忘れる為に愛李とつき合いだした。
これからも愛李と歩んでいくと決心したのだ。
それを今更、自分の気持ちで
コロコロかえていいのだろうか?
そう思った玲奈はなにも返す言葉が浮かばず
振り向きその場を逃げ出そうとした。
じゅりれな小説
松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ
★★じゅりれなよ永遠★★