なんて銀河は明るいのだろう ―愛の果てに―10 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして、駅前で車を止める。

 

助手席では静かに珠理奈が眠っていた。

 

玲奈は左手で珠理奈の頬を触ると

 

珠理奈との思い出が走馬燈のように頭に浮かんでくる

 

玲奈の目にはうっすら涙が貯まる

 

「あなたには、たくさん思い出をもらったわ

ありがとう珠理奈・・・幸せになってね!」

 

このまま、珠理奈を連れ去りたい衝動にかられた・・

 

だが珠理奈に苦労をかけたくない玲奈は

 

自分の気持ちを押し殺した。

 

「サヨナラ・・・珠理奈・・・」

 

玲奈の目から涙が零れ落ちる。

 

玲奈は車から降りて駅に珠理奈を置き去りにしたのだった。

 

そして、玲奈は長瀬に電話する。

 

「車ありがとう!B山を降りた所に

 珠理奈をその中に寝かせて置いてるわ!

 彼女から私の記憶を取り去ったから

 適当にごまかしておいて

 大至急に引き取りにきて頂戴。」

 

「ああ・・・わかったよ!」

 

電話を切ると玲奈はスーツケースを引きながら

 

車のほうを何回も振り向き

 

改札内へ消えていったのだった・・・

 

       

にほんブログ村 芸能ブログ AKB48へ にほんブログ村 芸能ブログ SKE48へblogramで人気ブログを分析

         じゅりれな小説

松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ       
 ★★じゅりれなよ永遠★★