私達は普通のクラスメイトにもどり、
珠理奈は奈央と登下校を一緒にするようになった。
ある日の放課後私は屋上で外の景色を見ていた。
すると、珠理奈と奈央が仲良く、腕を組んで
下校する姿が目に飛び込んできた。
私は途端に切なくなる・・・・・
今はまだ、悲しいけれど・・・・・
きっと、思い出に変わる日
がかならず来るはず・・・・・・・
私は珠理奈が作ってくれた
残りのチョコを毎日一個ずつ食べ・・
彼女の想いを噛みしめよう・・・・・
この切ない思いが、素敵な思い出に変わるまで・・・
私は貴方のチョコを食べ続けます・・・・・・・・・
私を好きになってくれて、ありがとう・・・
―FIN-