山梨県や千葉県、そして対馬に古民家リノベーションのホテルを運営する

#るうふ が赤城の南麓に以下の施設をオープンして2週間がたった。

(1)清芳山荘(せいほうさんそう) 富士見町赤城山1825

1日3組限定

(2)珠蕾山荘(しゅらいさんそう) 富士見町赤城山1841-1

1日2組限定

(3)旧太田邸(おおたてい)(仮) 富士見町小暮1498-2

1日1組限定

(4)石井ハウス(いしいはうす)(仮)富士見町石井407 コミュニティハウス

(スタッフ居住スペース、地域住民活用スペース)

経営される丸谷さんと赤城の東麓から北麓まで冒険に廻った。

https://loof-inn.com/hotels/

この施設赤城南麓の既存の旅館やホテルがシナジーを生んで新しい赤城観光の魅力を発信出来る事でしょう。

 

道の駅前橋赤城の観光案内所で、赤城やスローシティのフライヤーを頂き、赤城の新しい次の交流拠点を探し出発してきました。アシスト自転車もレンタル中。

    

 

   

➀最初に伺ったのは、道の駅のすぐ東隣の農園 嶋崎さんの農園 元商社マンが作る野菜と道の駅や赤城の旅館やホテルにに訪ねるお客様との連携をお願いしました

 

②嶺町のAさん旧宅さんの旧宅

ご主人の奥様がわざわざ玄関を開けてくださってご案内くださいました。お先祖である海軍軍人の写真が掲げられている歴史の積もった大きな農家。可能性を感じていますが、あまりにも思い出がたくさん詰まっていて、観光拠点へのお願いの早急な申し出は慎重にせねばと感じました。

 

③Hさんの自宅と大きな林に囲まれた庭園の所有者のお考えを伺いました。キャンプ場があったり、子供の遊び場があったり、ガーデンレストランがあったりなど---のご提案をいただきました。

 

④不登校の滞在合宿用のセミナーハウス

不登校に子供たちの週末の滞在型カウンセリングのために作られた施設。森の中でそっとありました。そのプログラムを提供できるような応援が必要なんだろうなと感じます。この記事のような農家の方とIRORI場の鈴木さんとの連携を支援できる可能性を探ります。

 

   

 

 

⑤ ある学校がお使いになっていた研修センターの後、引き続きられた新しい経営者の方が活用もせずにそのまま放置されている施設です。周りも美しい小川が流れています。

 

⑥おまんじゅう屋さんで休憩

 

 

 

いろいろ場所の可能性を感じられた事はとても楽しかったと思います。ただ1番楽しかったのは道中の会話です。いろいろな地域再生の思いを伺いました。全国でたくさんの古民家再生の宿を経営する。丸谷さんは38歳。学生時代は近代社会学を学び、学校の社会の先生になりたかったそうです。卒業後、食品関係の企業にお勤めになり、そして今全国に新しい価値のある地域発信の宿を展開されている。彼の言葉を伝えたい

 

 

山本龍:「赤城の麓に古民家再生の施設ををオープンさせました。どのような理由でしょうか?そして何を目指しているのでしょう?」とお話を伺いしました。

 

丸谷さん:「地方都市の再生はイオンモール頼りになってしまっている。これではどこも同じ町並みになる。だからこそ価値のある歴史を取り戻すとの思いでスタートしたのです。地域の歴史は土地の記憶です。高度成長時代を経て皆どこも同じ景観になってしまっている。地域再生には土地の持っている記憶が必要です。土地ならではの文化、そして誇りを復活させるために、文化価値経済を表現する場所として、私たちは古民家再生の体験の宿作りを始めました。家の形はまさに地域の文化です。気候、風土、あるいは作物いろいろな違いを家の形が表現しているのではないでしょうか。赤城山にはびっくりする大きな重厚な古い農家がたくさんあります。その一つ一つを残していくのには一定のビジネスモデルを作らなければならないと考えています。それらから共感を感じていただいた宿泊者の方々が赤城との交流を結んでくださった結果、移住者としてここに暮らす仲間が増やすラストチャンスだと私は考えています。全国の過疎地に何を残せるのか、地方+るうふが赤城山で実践することが、これが全国に広がっていくことを期待しているのです。」

 

私は地方学(ぢかたがく)を地域再生の土台に考えています。札幌農学校の2期生である新渡戸稲造が創学。実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきました。