今、行政情報の高度化利用による市民サービスの向上について、インデックスのような小冊子を書いています。ハードディスクの中の今までの多忙の中で分類出来ていなかった資料やデータのファイルを一個一個開けては整理しています。あまりに膨大な資料を宝さがしのように掘り下げる作業です。そして関わった多くの皆さんへの感謝の思いが湧いてきます。有り難うございます。

 

 

偶然に消防のファイルの整理中に次から次へ消防車のサイレンの音が近づいてくる。近所で何かあったのかなあ?県庁の爆破予告???  #前橋市まちの安全ひろメール の情報は有り難い。隣町の大手町1丁目の火事です!怪我の無い事を祈ります。

 これも情報化のおかげです。 #前橋消防




朝から全国の県庁所在地の消防搬送体制比較等の資料探しで没頭していました。消防庁が全国の搬送時間を公表してるのではないかと調べものしていたのですがなかなかずどんと見つかりません。でもこの探し物中に前橋消防の活躍を感じます。

 

さて落ち着いて再度デスクに向かっています。

搬送時間の短縮及び搬送患者の救命等のオンライン化についての項目の中で、どうしても前橋消防局が全国的に優秀な搬送能力を有していることをお伝えしたいと思っていました。

 

今現時点で前橋消防局の緊急対応力は全国でも飛び抜けて高いものがあると確信しています。その内容について具体的な数字を欲しいと思ってあれこれと探しているのですが、なかなか総務省消防庁及び東京消防庁のウェブにも発見できずにおります。

 

以前から前橋市消防の搬送短縮と救命向上への取り組みは並々ならぬものがあります。見つけた資料をバタバタと貼ります。

 

この報告書が私のハードディスクに残っています。

搬送時間の短縮と病院連携、そしてオンラインでの患者情報の共有などの取り組みやドクターカーの運用、ドクターヘリとの連携強化や、ドクターカーの複数運用、防災ヘリへの隊員派遣も群馬県ヘリの運用も中核となって担っています。

 

久留米消防局が中核市最速で、そして前橋はそれよりも3分ほど搬送時間が遅いながらも、中核市の中では第二位であるとの前橋消防局からいただいた資料も古い資料になってしまいました。その時以来、久留米市をキャッチアップしようと消防長さんを先頭に取り組んでくださっていました。

 

救急車の到達時間のスピードを各消防局同士が競う事はそこにおける面積や道路整備や病院の救急受入体制の違いなど、比べることでは無いのだとは思いますが、また公としてもそれを競争にさせるような数字を公表することを控えているのかもしれませんが、なかなか見つけられません。

 

しかし消防局の努力+医療の充実があってこそ搬送、時間や救命、救命の維持をできるもが出来るのですから前橋は恵まれている都市なんだろうと思います。それらも含めた都市の能力として、何らかの形で前橋が上位にいることを皆さんにお伝えしたいなと思っておりました。

 

日赤病院 群馬大学病院のドクターカー連携も消防が独自に両病院との信頼の中で築い上げたのです。そして済生会病院、県立心臓血管センター、群馬中央病院・・・連携こそ命の要です。

 

 

 

 

何よりも、人を支える使命を果たそうとする前橋消防の皆の事を伝えたいと思います。2014年の大雪の中で運んだ方の隊員へのお礼のメッセージを私も大切にしています。

 

首都の被災時に、多くの人を助けるのは前橋市の責任です。

徳川時代末期に老中松平直克公が西欧列挙との武力衝突時に前橋を防衛拠点にしたいと考えたことからも前橋の地政学的な拠点性を感じます。

 

そして常に被災地への支援に一番に駆け付ける覚悟を持っています。正月一日の夕方には出発の体制を整えて20時には能登半島へ向かいました。頼もしく誇らしいです。

 

 

 

 

 

3年間、救急搬送は困難でした。コロナの懸念のある患者、半数における防護服の着用、あるいは消毒などいろんな意味で搬送時間がコロナによって急激に伸びてしまいました。けれども、それでもその条件はどの消防も同じであり前橋だけが苦労したのはありません。どの消防も搬送時間が伸びてしまったのです。

今も以下のようにコロナ患者対応についての資料がありました。

この資料には個別消防のリストが公表され載っておりましたので、参考にまでアップします。

 

ただこれをどのように数字を見てどのようなことを把握できるのか残念ながら私にはその能力がありません。

https://www.fdma.go.jp/.../items/coronavirus_kekka.pdf

 

ただいろいろな困難の中で、消防局のスタッフが家事や救急車の対応に追われていることだけは市長経験から皆さんにお伝えさせていただきます。そこで最後に救急車の適正利用へのお願い。

https://www.fdma.go.jp/.../appropriate/appropriate008.html

 

 

消防と医療をつなげるデジタルの関してもたくさんお取組みの資料を再発見しています。 NTTドコモさんの社長だった吉沢和弘さんの友情で始まったことです・

こんな仕組みを能登半島へ届けたいと思います。