本日 現森美術館顧問の南條史生氏の前橋市文化芸術戦略顧問就任のプレスリリースを発表しました。アーツ前橋の運営は元より前橋の芸術文化に様々なアドバイスをいただけることとなりました。行政分野以上に人の暮らしすべてに関わるのが芸術文化です。とくにこれからのデジタルやあるいは経済の中で「感性」が問われると私も考えます。

 

人生の中で幸せを感じる「感性」リベラルアーツの必要性が高まっています。

そんな中、南條顧問に決して美術館の運営という領域ばかりでなく前橋全体のアートや芸術のあり方そして市民のアートや芸術へのふれあい方も含めたまちづくり全体のアドバイスを南條さんにお願いしたいと考えています。デザインシティ前橋市における芸術・文化のあり方をもう1度再構成していければいいなと。僕から言えば、信頼回復への一歩です。回復しなくちゃいけない問題ばっかりですが(>_<)

 

人が幸せに向かってよく生きる社会とは やっぱり経済指標ばかりではないと思いますWell being指標の中で生き方を含めた、ひとりひとりの感性が問われているのではないでしょうか。アカデミックの世界、学校教育の中でのでもそうだと思います。暗記勉強と偏差値…ではないリベラルアーツの意味。インクルーシブ教育、障害者の暮らしも彩のためにも芸術文化の存在は大きなものです。決して私はエイブルアートをNFTによってビジネス化し障害者就労をふやす手法として捉えているばかりではありません。作品を作るという過程こそある意味ウェルビーイングの意味をみんなに提供できるものだと考えています。

 

幼稚園から、いいえ赤ちゃんのころから小学校、中学校、高校…様々なアートの力が子供達に生きる意味といか幸せの感じ方を伝えていくでしょう。偶然に前橋工科大学の福田理事長からメッセージがありました。前橋工科大学では ウェルビーイング指標を作り人材育成に活用すると思う報告でした。今、前橋工科大学が構想している二つの研究センター

#まちづくりデザインセンター #先端知識リサーチセンター

の二つはまさにこんなウェルビーイングの考え方で結ばれているのではないでしょうか。前橋工科大学でwell being指標を算定そして活用する人材育成にスタートします。

行政の職員、経済界の皆さん、そして学生の皆さんにwell being指標を理解してもらうことで、地域の課題を共有できるでしょう。