リュウミホのちょっと一息 -2642ページ目

爪の痕

朝着いてから手を洗うと

甲の方に爪の痕がくっきりと浮き出た。


きっと今朝の電車の中で女性の爪


いつもなら少しむっとするところだったけど


その痕を見ると


綺麗にアートされた爪を思い出す



あの爪はあの指は料理をしたり、誰かを優しく抱いたり

しているのだろうか


何を想いながらネイルしたのか


女の爪には色々想っていることがアートされる



濡れた手をハンカチで拭いた



もう痕はなくなっていた








教室の窓側で

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小学校5年生くらいかな。

「赤い実はじけた」という物語を思い出す


恋も知らずに初恋を経験するとき

主人公が胸の奥で赤い実がはじけたと言う



初恋なんて
いつだろう


幼稚園の時に気になった男の子がいた

だけどわたしはその子に意地悪をした

からかったり叩いたり
全く酷いメス怪獣。
前世はきっと男だったに違いない

赤い実をはじくよりも初恋と気づかない恋

熟れる前の大切な大切な赤い実だったのかもしれない



今少し赤い実が違う形ではじけた気がした


パチンと
音が奥で鳴った




そぅそぅ
女は恋をし、
綺麗になれ

恋をしている人は美しい

やっぱりすっごく可愛いよ


なんかね
なんか

ふっと思ったんだよ

パチン




パチン

2008/06/15

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音楽がなければ出会あうことのなかった人達、景色、全てがある。


そのなかでわたしは作られていった。



嬉しさも悲しみも全て許せるような場所を見つけられた気がします。



あなたの感性が素晴らしすぎてついていけない時もあるけどわたしも自分の感性を信じてあなたのようになりたい。




その全てを声に

詩に

歌に





ただそれしか出来ないけれど


わたしにはそれが全てです。


それがわたしにとって最高に幸せな事です。




あなたに出会えて本当に良かった。
同じ時を生き、
同じ音楽の中で生き、今を生きるあなたに。


神様はいないかもしれない。
だけどそこには音楽があったのは事実。
誰も知らなくたっていい。




いま、
ここに生きて歌えることがどれほど幸せか伝えきれません。



あなたがいなければわたしはわたしになれなかった。



あなたの感性が
わたしをつくっていったから。