そこから脱獄 | りゅう坊のブログ

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幼少期から「りゅう坊」と呼ばれていました。
その「りゅう坊」も61歳。年金がもらえるまでの間、お小遣い稼ぎに挑戦、実績、奮闘中!の日記です。

 

 
 

トーシャ・シルバー著

「私を変えてください」より

 

脱獄

 

トーシャは幼なじみのジョンと

スーパーでひょっこり合った。

 

ジョン:「トーシャ、最近自己啓発の本を書いてるって?」

 

トーシャ:「そうねぇ 自己啓発っていうのはちょっと違うわ。私に言わせたら、それって監獄の独房で模様替えするようなものだから。ほら、そのみっともないソファを変えて、新しいカーテンにして、あと、感じのいいラグマットも入れようか、てね。

おまけに、一緒に服役するのにぴったりの相手を「引き寄せる方法」まで教えてもらえる!」

 

ジョンは含み笑いをした。

 

トーシャ:「でも、神に主導権をとらせるというのは それとまったく別で、愛にゆだねるってことなの。」

 

トーシャ:「あのね、自己啓発の本は、改善版の「新エゴ」を手に入れることについて書いているものばかり。「願いを叶える」ってやつ。よくある「もっと欲しい」って訴える集会みたいな感じ。」

 

トーシャ:「だけど、「限界のあるエゴ」とその果てしない顔貌を満たすことが何の頼りになる? どうして、よりおおきな何かに引き受けてもらわないの?」

 

ジョンの瞳が輝いた。

 

ジョン:「うん、わかったよ」

 

ジョンはトーシャをハグした。

 

ジョン:「違いは、監獄の独房を模様替えするか、、または・・・ その扉から出ていくかだ」

 

トーシャ:「そう!」

 

それから、ふたりでそうした。

 

 

 

 

「願望実現」とか「欲しいものを引き寄せる」とか

小さい部屋であれこれ望んでいるだけだということか。

 

自分の中にいる神様はそれを全部わかっていて、

その神様に委ねるならば、

それが必要ならば正しいタイミングで受け取れる

と言っている。

 

その小さな部屋、独房から扉を開けて外に出る。

そこに自由と安心がある。

 

 

独房にいる自分に気付いて

もっと大きな広く自由なところに

行けばいい ということだ。

 

 

「月収100万 小遣い10万 年収1200万」

などと 毎日唱えていたことが恥ずかしい。

 

 

そんなのは必要があればそうなるし

今、そのタイミングでなければいずれそうなる。

 

それを信じられる者に

「私を変えて下さい」 という本なのだ。

 

文章にしてみてよくわかった。

 

 

 

 

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