高橋一生『岸辺露伴は動かない』 | ボクとその周辺

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高橋一生さんの実写版、かなり期待してます。

本編『ダイヤモンドは砕けない』の実写映画で違和感を持った人が、実写ってだけで批判してるようですが。



番宣を見る限り、ほぼサスペンスですね。
その辺も良いと思います。

人型のスタンドのCGも登場しないらしく、VFXは最低限という感じです。
特殊メイクも使って、嘘くさくならないようにしてますしね。

たぶん民法がやってたら、人が本になるところから、めくるところ、本の中身まで、全部日本ドラマ界のつたないCGでやってます。
おそらく人型の〈ヘブンズ・ドアー〉もだしてますよね。


コミックの実写化は、たいてい登場人物の髪型とか服装とか、見た目における、現実にあり得ない部分から模倣して、違和感満載になるものがほとんどです。

実写版『ダイヤモンドは砕けない』は、その見本のような作品でしたね。
題名の最後に『 Ⅰ 』とついてて、求められれば『 Ⅱ 』〜『Ⅳ』もやるということだったようですが、あまり求められていないようです。

CMや宣伝番組みたいなのを観ただけなので、あまり言えませんが、CGの実写との溶け込み具合も『仮面ライダー』の方が格上だったように思います。


個人的に、コミックを実写化する場合、外見は若干誇張するか、完全に普通にしてしまって、設定や人格を重要視した方が良いと思います。

あと、人格といっても、口調も違和感が無いぐらいに、若干誇張する感じが良いですね。


全然関係ないですが、宝塚の『ベルサイユの薔薇』も、公開前にファンの批判を相当受けてたようです。

しかし、決めポーズのときに、会場のライトが目の中に映るように立ち位置などを調整して、感動を呼んだとか。


今回の高橋一生『岸辺露伴』はそういう誇張の加減もかなり上手くやっているように見えます。

あと、画面の背景となる道具類も、さすがNHKという感じで、全体的にシックな雰囲気を醸し出してます。

そのあたりを総合して、しっかりした作品世界が造り上げられている感じがします。


『ダイヤモンド ー』との差は、制作陣の
「こんな風にすれば、お前ら喜ぶだろ」
という上から目線と
「俺は岸辺露伴が好きだ」
という視聴者というより自分のために作っていることの違いだと思います。



まあ、観てみないことには判りません。
繰り返しになりますが、ホントに期待してます。

番宣内のメイキング映像で、第3話に登場する子役さんに、高橋一生さんが「セクシー」とあだ名をつけられてたのは笑いました。