実は最近ヨガ教室に行ってたりします。
あるポーズをとったら、3分間そのままでいます。
インヨガ(陰ヨガ)というらしいです。
内面のヨガ、といった感じに聴こえます。
まあそれは置いといて、ヨガがどういう考え方なのか興味を持って、先生(女性でけっこう美人さんです)に
「何かいい本はありますか」
と聞いてみたら、
「インヨガで検索するとたくさん出てきますよ」
とのことでした。
ので、探してみましたが「インヨガ」ではなかなか良いのが見つからず、単に「ヨガ」で調べて、関係ありそうな「経絡」とかでも調べて、
こんな感じになりました。
明らかに先生が薦めようとしたのと違いますねー。
あと堅い感じのを買ったと報告したら、もっと専門的ぽいのを貸してくれました。
哲学的部分も載ってるやつです。
読んでみましたが、なんかパッとしないというか、ゾクリとする感覚も無いですし、その思想の雰囲気が浮かび上がってくる感じもしません。
まあ、インドの人が書いてるけど、ひとつひとつ「この用語はこういう意味で-」みたいなことが並んでる解説書ですねー。
哲学書や経典みたいのじゃないです。
「あることの要因となる要素が5つあって-」
みたいのがあったら、その解説では2つが同じようなこと言ってたり、ごちゃごちゃしてます。
これはもともと象徴とかで表されてたものだと思います。
「だいたいこんな感じ」という表し方しかできないものを、言葉で表そうとしたら、対応する言葉がなくて、著者はかなり苦労してると思います。
あと、文献が少ないのも確からしいです。
つまり、師匠から聴いたことを弟子に伝えることで伝承されてて、あんまり本になってないのです。
ほかの本で読みましたが、その原因はカースト制度です。
ヨガは下の方の階級から出てきた思想です。
で、本を書くのは上の階級の人です。
上の階級の人が下の階級の人に教えを請うとかありえません。
そういえばユングせんせーが書いてた本もあったなーと引っ張り出してきたのがこれです。
やっぱり良く知ってる心理学の言葉で書いてあるので解り易いです。
うーむ、著者のレベルがハンパないです。
宗教から魔術や錬金術まで知り尽くした化け物は違います。
まあ、講義の様子をそのまま書いてあるもので、書いてるのではないかもですが。
しかし、ヨガの先生に借りた本で読んだことを知ってると理解が深くなりますねー。
ちなみに講義なので他の人も発言してたりします。
クロウリー夫人って人いますが、もしやあの人の・・・
あと、
「それは違うと思います」
みたいなことが言った人がユングに
「あなたの発言はこの場を混乱させている」
一蹴されて、その講義では最後まで何も言ってません。
みんな、憧れの先生に会いたいって言いますが、ユングせんせーにもニーチェせんせーにも絶対会いたくありません。
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